お寺のパワーって!なんだろう!PART 2 | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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歴史作家の龍虎俊輔本人によるブログ。

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前回は、お寺めぐりが、大好きだ
ということをカキコさました。

今回は、三門(山門)のパワーについて、
カキコします!

お寺の門は、悟りの世界への入口なんですよ!
鎌倉でも京都でも奈良でも・・・
観光でお寺に行くことってあるよね(^_-)

鎌倉なら、建長寺・円覚寺。
京都なら、鹿苑寺・慈照寺・清水寺。
奈良なら法隆寺・唐招提寺・薬師寺・東大寺。
いずれも有名なお寺を上げてみました。

どのお寺にも必ず、門があるよね!
門を単なる入場ゲートか拝観券売り場程度にしか
思っていない人もいるんじゃない!

そう思っている人は、歴史をもっと勉強して下さい!
門は、仏教にとっては、
大変意義が深い建物なんですよ!

最初に「山門(三門)」というふうに
書きましたが、この違い解る?

仏教が伝来当時は、
お寺って非常に大事な都の要だったんだよ!

だから、都の宮殿にならって建立されているものが多い。
特に、飛鳥時代や奈良時代に建立されたものはね。

その代表的なお寺が、法隆寺や東大寺かな。
このお寺の正門は「南大門」って呼ばれている。
そう、南向きに建てられてるんですよ!

その後、弘法大師・空海が、真言宗を
伝教大師・最澄が、天台宗を
開らいた平安時代になると

お寺というのは、僧侶の修行道場として、
比叡山や高野山などの山に建立されたから、
「山門」と呼ばれたんだって!

じゃ、「三門」はいつからかって?
それは、鎌倉時代になってから。

この時代以降、
お寺は禅の修行道場として、建立されたから、
「三門」と呼ばれるようになったみたい。

実はね
「三門」は略称なんだって。
正式名称は
「三解脱門」!
さすがにこのことは、僕も知らなかった・・・

意味は
"迷いから解き放たれるための入り口"
なんだって。

解脱の道には
「空」・「無想」・「無作」
といった3つがあり、
すべて悟りの境地を表しているんだってね。

ということは、
迷いから抜け出したい時に
お寺の門前に立って、心身の心に問いかけて、
門をくぐると迷いが1つなくなるってことか!

門前に立って、
進むも戻るも自分次第なんだけどね(^_-)

強い決意があれば、
お寺はきっと優しく迎え入れてくれるはずだよ!

でも注意しなきゃいけないことがあるんだよ!
それは
門の敷居を決して、踏んではいけない
ってこと!
門前では立ち止まって、帽子を取り、
一礼してから門をくぐる
ってこと!
そして、
左右にいる仁王様の目を見て
挨拶をする
ってこと!

面倒くさ~いって思うかもしれないけど
一回でも良いので、
やってみて!

三門(山門)ってね
「心の安らぎ」の入り口
とも
言われているからさ!

次回、カキコする内容は・・・
秘密
です。

龍虎 俊輔