Sちゃんはシングルマザーで、
働きながら娘と息子を育てている。
仕事、家事、子育て、親戚の冠婚葬祭、
近所、子供たちの学校関係etc
めまぐるしく忙しく、頑張るSちゃん。
ある日うちに来て、ブログ希望と言いながら、
語り始めた。
そういう希望は募ってないのだがw
最近よく、書いてと言われるのだ。
まるで精霊流しのようだと、私は思う。
本題に戻る。
Sちゃんは、自分の人生の中で誰かや何かに、
見返りを求めてはいなかった。
だから、いままで母の日に、娘や息子から、
何ももらった事がなくっても、かまわなかった。
なのに、大切に育ててきた子供たちは、
二人共が、自分の親友のお母さんには、
カーネーションや贈り物をしていたのだそうだ。
それを、息子の友達のお母さんから聞いたという。
だから、息子にそれを聞いてみた。
「○○さんのお母さんに母の日あげたんやね。」
悪びれもせず、息子が言った。
「うんw」
娘は、キョトンとして言った。
「え?オカンも何か欲しかった?」
息子が当然という顔で言った。
「オカンやねんから、俺ら育てて当たり前やろw
でも他のおばちゃんは、当たり前ちゃうやん。」
Sちゃんは、子供たちに言われた言葉が、
頭から離れず、忘れられなくって、
全部が嫌になってしまったそうだ。
「それも全部、自分の台本だとわかってても、
あの子たちのコト、何か。。。」
とことん切ない経験は、とことんドラマティック。
でも、気付いたら、次に進める。
見返りを求める気持ちが、少しくらいあるから、
ありがとうにありがとうが形になって、
感謝が循環するんやで(*´▽`*)
見返りを求めない事が美しいという洗脳に、
気付いたら、愛にリサイクルされるからね💖
