毎日暑いですね。
季節はお盆です。
今年はオリンピックもあり、原爆の日も少しかき消されたようになっています。
お盆は故人が帰ってくる時期。
生きている人間と故人が交わる時期ですね。
お墓参りをし、共有した時間を是非とって欲しいと思います。
フェンリルもお盆明けではありますが、お仕事でとある方のお墓に出向くことに
なっています。
さて、先日こちらでは花火大会があり、次男坊と友人と共に見に行ってきました。
花火大会は死者を迎える迎え火の様な感覚をいつも覚えます。
とは言え、次男坊が楽しんでくれたのでそれでいいのですが。
翌日、少し前から行きたかった砥鹿神社(とがじんじゃ)へ友人と心霊探索に
出向きました。
以前行った事はあるのですが、いまいちよくわからず帰ってきたのが心残りだった
ので、楽しみにしておりました。
今回は砥鹿神社の奥宮へ行くことになりました。
この日も暑く、タオルが欠かせませんが、流石山の上、涼しいのです。
それでも歩くと汗が出てきます。
この辺一帯が何かに包まれているかのようで、空気がまとわりついてきます。
まるでゼリーのような感覚。
嫌悪感ではないのです。
ただ陰の感覚だけはぬぐい去れません。
里宮に先に赴いたのですが、そこでは「奥宮で待つ」
という言葉を聞板だけで姿は表してくれませんでした。
いったい誰だったのか?というのも知りたくて奥宮に来たのです。
そしてこの奥宮での感覚。
姿としての存在を維持できないでいると言うことがはっきりしました。
この空間一帯が形であり、姿。
まとわりつくような・・・・・
ただ、生きているというものは感じられないそんな場所でした。
奥宮拝殿です。
ご神木です。ちょっと不思議な感じです。
こうしてフェンリルはたまにお出かけしては色んなものを感じたり視たりするのです。
これが気分転換でもあります。