アリシア先生とは私がティアラに所属する前からの出会いで、本当に仲良くさせて頂いていました。
近隣ではないので、会うことは少なかったですが、お互い鑑定士としての話、プライベートな話などたくさんのお話をしてきました。
電話でのやり取りが多く、その中で体調を崩された事を聞き、とにかく病院に行きなさいという話をしていました。
この時は逆流性食道炎だと言っていたのですが、どうにも不安ぬぐい切れずだったのです。
そして後日聞いたのが食道がんであったこと、入院された事を聞きました。
また遠くながら心配し、また応援しておりました。
その病室で鑑定をしている写真が送られてきた時にはやはりアリシア先生だと苦笑したのを思い出します。
治療の妨げになる事、体調の悪い中話をする事を思い連絡をする事を控えておりました。
そんな病中パートナーさんと共にお会いし、まだほぼ口から食べられない状況でしたので、こちらの事は気にしなくていいですと言ってあったのに、お店を予約されていて・・・
ほんの少しでしたが、口にされ、いつものように話に花が咲きました。
病気のため、本当に痩せてしまっていましたが、いつもの先生で少しほっとしたのを覚えています。
アリシア先生との時間は楽しかった思い出ばかりです。
今回、このような残念な結果になったことを聞いた時は、日々ほぼ動じない私も鑑定ができる状態ではありませんでした。
色んな思いがありすぎるほどあります。
それは皆さんそうだと思います。
だからこそ、アリシア先生の鑑定の中での言葉、先生のパワーを忘れないで欲しいのです。
この先の人生の中で、同じような悩み、不安に苛まれることもあるかもしれません。
その時に、アリシア先生の言葉が心の中で響き渡ってくれるときっと先生は喜んでくれるはずです。
アリシア先生はクライアントさんのより良い人生のための言葉をたくさん残されたと思っています。
先生は一言で言うなれば「最後まで鑑定士として生き抜いた人」です。
辛いこともたくさんあったと思いますが、本当に弱音を吐かず、いつも前を向いて突き進んでいた人です。
ですから先生からの声を聞いてほしいと思った時、アドバイスが欲しいと思った時、まずは先生からの今までのアドバイスを思い出してほしいのです。
そして、自分の糧としてくれましたらとても嬉しく思います。
病中の苦しい中鑑定をし続ける姿は鑑定士として頭の下がる思いです。
皆様の事を思い、また鑑定士としての仕事を本当に愛していたのだと思います。
そんな先生の弱音は1度きり
「贅沢は言わないから普通になりたい」
でした。
先生の願いだったのかもしれません。
普通に生きていられれば、鑑定もできます。
それが叶わない事がとても悔しく、そして切なく思えて心が痛みました。
とは言え、最後まで鑑定士として走り抜けたと私は思っております。
壮絶な1年半弱だったはずです。
それでもいつも前を向いて歩き続けた先生。
何があっても自分らしく生きる事は本当に大事な事だと思いました。
本当に悔しく、悲しいですが、先生に出会ってたくさん話が出来た事に、その時間に感謝です。
追悼ページに記載されていることが全てです。
お客様の中には沢山の事を聞きたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、今回ブログとしてUPさせて頂きました。
最後に・・・
同じ時間、Tiaraの鑑定士として仕事を共に出来た事に感謝しています。
そして・・・
アリシア先生のご冥福をお祈り申し上げます。
フェンリル