これまでは、白と黒のような、はっきりとしたコントラストを好んで服を選んでいました。

メリハリがあり、強さを表現してくれる気がしていたからです。

けれど今朝、気づきました。

今の私に「強さ」は、もう必要ないのかもしれない。

心はとても正直です。

割り切る強さよりも、穏やかで柔らかな雰囲気を、今の私は求めていることに気がつきました。

たとえば、先日リメイクした生成りのワンピース。



そこに合わせるボトムを、全体を引き締めるために、ダークブラウン(こげ茶)にしようと考えていました。

けれど、生成りのマキシ丈が持つ生地の質感と、たっぷりの分量感。

重いダークブラウンを重ねてしまうと、どうしても全体の重心が下に下がって見えてしまう。

顔から離れたボトムなのに、顔色までくすんで見える。

今の季節(夏)の選択肢として目にとまったのが、落ち感が綺麗な、赤みの入った「キャメルブラウン」

この色を合わせたとき、重たく沈むことなく、生成りのワンピースからキャメルへと、色が自然に、柔らかくつながっていきました。

その全体の印象が、とても大人っぽくて、素敵にみえたのです。


コントラストで分けるのではなく、グラデーションでつなぐ。

「強さ」に少し疲れた、今の私のこころに似合う色。

ルールや思い込みではなく、自分の内側から選んだ色。

その色は、とても新鮮で、優しくあたたかく、今の私らしさをを映してくれるようでした。

白と黒では割り切れない日々の暮らしや、揺らぐ気持ち。

それらを否定するのではなく、グラデーションのように受け入れながら、今日も自分に似合う装いを重ねていきたいと思います。