先日、浅草寺で開催されていた特別な催しに行ってきました。
天候を見ながら、2日間に分けて訪れました。
小雨の静けさのなかで鑑賞する歴史的文化財と、晴れた夜空に浮かび上がる壮大な光のアート。
時間帯や天候によって表情を変える浅草寺の魅力を、じっくりと堪能した印象深い2日間となりました。

今回は、寺宝「浅草寺寛文縁起絵巻」の実物が展示されていました。
さらに、国宝「法華経(開結共)」(浅草寺経)のうち、観音経に当たる部分の複製も公開。
展示ケースを設けず、間近で鑑賞できるという貴重な機会でした。
実際に目にすると、文字の一つひとつがやや丸みを帯びた柔らかな字体で書かれていたことが印象的。
長い年月を経て受け継がれてきたものを、間近に感じられることも、今回の特別拝観ならではの魅力。
そして、思わず見入ってしまったのは、絵だけでなく、作品を囲む額縁にも目を奪われました。
絵師とはまた別の職人による、細やかな手仕事にも目が留まります。
一つの作品の背景には、さまざまな人の技術や思いが重なっている。
そんなことにも気づかされた時間でした。
【伝法院】そして、2日目の夜。

本堂と宝蔵門の壁面いっぱいに映し出される映像は、とにかく壮大。





歴史ある建築と現代の映像技術。
古くから受け継がれてきたものと、新しい表現が融合することで生まれるアートな魅力。
プロジェクションマッピングは、昨年に続いて2回目の開催。

華やかな光の演出に心を動かされ、文化財や職人の手仕事に目を向ける。
いつもとは違う浅草寺に出会えた、印象深い2日間でした。



