入院中、テタニー発症時に、助けていただいた方へ。
退院時に渡した手紙の下書きが、携帯のメモに残っていました。2024.3.4 Kさんへ
お互い、無事に手術を終えたこと、自分の身体と向きあったこと、褒めてあげましょうね。
入院より前の受診や検査の日から、一緒だったと聞いて驚きました。
仕事柄もあるのでしょうが、周りを観察する力に長けているのでしょうね。
また、術後3日目に私にテタニーの症状が出た時は、夜中だったにも関わらず朝方まで気にかけて声をかけてくれたり、ナースコールを呼んでくれたり。
体が硬直して動かすことのできない状態を、気遣ってくれたこと、本当に安心できたし、心強かったです。
誰にでもできることじゃないと思いますよ。
本当にありがとうございました。
たまたま同じ日に、たまたま同じ病院で、たまたま同じ手術を受けた偶然に…。
何か残るモノをと思い、ペンをとりました。
今回の手術入院のことも、後の人生で誰かの支えや励みになることがあるかもしれない。
そんな時、今日のことを思い出すのだと思って書いています。
どうぞ、これから続くKさんの人生が、明るく穏やかな光で包まれますように。
お母様と猫ちゃんとあたたかい時間が流れますように。
点滴の管がが繋がった右手により、欄文乱筆です。
退院後診察で見かけたら、声をかけて下さいね。
次は今日より回復した姿で、お会いしましょう。
追伸:雪見だいふく、美味しかったです♪
2024年3月4日㈪
N大学付属病院
本館8階N816号室より
一期一会であの夜、助けていただいたKさん。
あらためて。
幸せな思い出や、支えられた経験が、さまざまな困難を乗り越える力になることに気づかされます。
順調に回復されていくことを願います。
ありがとう。