「ここは季語の宝庫だねー」

とは、みなかみ町の俳人のМさんの言葉。

それで

俳句会をお招きすることに。

 

コロナ禍で開けなかった

全国の大学生の俳句会を開催しようという動きが出て、

この夏、群馬県・みなかみ町 湯宿温泉での

開催が決まりました。

 

9月17日。

全国学生俳句会の大会を

「ようこそみなかみ町へ」とお出迎え。

 

2時から湯本館にて第一句会。

句の題材-発想の斬新さも光り、

その解釈も・説明も納得がいき、

講師の林桂先生に高く評価されました。

「若者の発想を読み取れなかったなあ」と反省されて、

「いや、良い句です。」と褒められた評が心に残りました。

 

読み手によって理解される、ほとんど理解されない。

この違いを発見できたらと思いました。

 

夜は湯宿散歩。

 

「みなかみ紀行」に登場する金田屋さんはすぐ近くです。

保存されている「牧水の間」を訪問することに。

昼間はこんな感じですが

夜になると、さらに昭和初期の雰囲気が強く感じられました。

現代の青年は背が高く、天井の低さがいつもより感じられました。

 

 

全員でサインしました。

「若きあの日」とこのページを開く・・・そんな日を夢見て。

 

この夜はちょうど地域の映画のイベントが開催されていました。

映写機に子の影うつる夜長かな 武田和奈

 

翌日の朝の暑さは格別で…

たくみの里をとても歩いて回れそうにありません。

しあわせユニットのご家族のご協力を得て

車でピストン輸送することに。

道の駅で

元気なグループと、

もう無理!・・・なグループに振り分けます。

幹事は疲れた顔は見せられない。さすがでした。

 

特別にたくみの里の教会の中を拝観させていただきました。

俳句の題材にキリストが多く登場することに。

 

秋の波神父豊かに頬たらす 武田歩

キリストと目はあわぬまま秋桜 馬場叶羽

 

それから生きてそこにある季語の中の散策・吟行

私はハプニングで道の駅へ、

こみちの散策に同行できず残念でした。

 

花畠湯呑に捨つる爪楊枝 日向美菜

 

オカリナの練習に出会い、

ちょっと、先輩のお説法なども聞いて人生を思い・・・

昔からのお焼きの味を味わいながら・・・

 

オカリナをひろびろと吹く秋気かな 日向美菜

 

 

前日の雨で草刈りをしきれなかった小道の散歩。

これも里山の原風景。

地域の人に花の名を教えてもらいます。

 

人生に触れきてずっと彼岸花 大橋弘典

曼殊沙華雲の上にも雲がある 林 和弥

遊神館からマイクロバスのお迎えが来ました。

ちょっと待ってと、記念撮影。

 

そのあと、遊神館で第二句会

今みんなで味わった題材が

様々な視点から表現され、

既に思い出となったお焼きの味のことなど懐かしがり・・

豊かな時が流れました。

 

もっと一緒に旅をしたいという言葉を聞きました。

 

北海道から、九州まで、遠いところから集まった、

俳句を愛する良い仲間です。

 

マイクロバスに荷物が積みきれないので、

また、しあわせユニットのお仲間にすがりました。

「大丈夫軽トラで行くから。」

お昼にもお願いしたのにすみません・・・

有り難うございます・・・・・

 

こちらは短歌のお仲間です。

 

また、おいでください。

女医さんの卵さんに

ぜひこちらで開業を!などとお願いしてしまいました。

 

若い皆様のご活躍をお祈りしています。

最期までご同行くださり有り難うございました。

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