ドーナツ化の寂れ寂しき本町が

大正ロマンのパークと成り行く

        絵柄はお借りしました。

 

「和洋折衷」大正ロマン土岐邸の再建誘う魅力を問えば


拘りを捨て去るはよし土岐邸の前で楽しむ餡入り味噌饅  

(餡入り味噌付け饅頭は沼田名物)

党派超え反戦の意志に全議員参加のデモ行く再建の街

広い歩道を行くと、歩く人が大切にされている感じがします。

実はこの道も、だんだら坂なのです。
 

「わが町を麗し」と歌う「沼田の歌」

憧れて住み「我が町」と詠む

二つ耳と言う名のついた谷川岳が真っ白に見えると街の雰囲気が変わります。

上の街と下の街の高低差100メートル、坂の街です。

沼田城を攻めるのは確かに大変でしたね。

城下町の言葉ゆかしき道の名の「お馬」の気品

「お馬出し通り」

 


人が人を見下す心葬りて見上げる言葉残し行くべし

十五連隊連隊長の乗馬姿戦は憎みて憧れ言う母

よく母に連れて行かれし古き家畳の洋間の白檀の香


 

「和洋折衷の平和」 

                    絵柄はお借りしました。        

  沼田の本町通りに土岐邸が再建された。大正ロマンの雰囲気が広がる。

幼いころ、高崎で見た記憶の中の駅舎や高校や医院の記憶が蘇る。

その魅力はどこにあるかと考えたら「和洋折衷」という語が浮かんできた。

拘りなく、居間、キッチン、トイレ、西洋文化のよいところを取り入れ、和式の不便なところは捨てて、現代のより快適な住居ができてきたことが見て取れる。


  ウクライナの戦争の原因は単純ではないが,一因として挙げられているのが、

強い民族意識。拘りである。

 日本人にも拘りがり、特に太平洋戦争当時、それが異常にゆがめられて悲劇を生んだと言われる。

 それが現代においては、時に日本文化への拘りをもっと持ってほしいと、日本文化に魅せられた外国の人に言われたりしている。


 民族歴史文化は大切にされるべきものと思う。しかし、他民族も同様。互いに尊重されなくてはならない。「素晴らしい」と尊敬し、よい所を取り入れ合う、そこには戦争など起きないのにと単純に考える。


 短歌を語り合うことから始まった「風の掲示板」と呼ぶいわば短冊の掛札を中心に活動している場がある。里山の風景が残る素晴らしい景観を持ち、「短歌に関心ないが里山を保存したい」と集まる人とも繋がった。

                    ・・・初越のこみちから・・・
  色んな人が集まると一定の規約も必要になるが、私はそうしたものを持ちたくなくて、それが会の運営に苦労も生んでいる。

 俳句だ短歌だ古い新しいとかいう拘りや、

上手だ下手だなどの垣根を無くしたいが難しい。

ほわほわぽわぽわ、何が始まるかわからないけど、そんなところが面白と言ってくれる人がいて、続けている。

良いことを繋いでいきたい。

                          2022 『槇』より
  
 


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