初越のこみちに 藁アーのイノシシの 設置が始まりました !

なぜ (・・?

どんないきさつで ?

 

お話しします。三者の夢の実現でした!

初越のこみちの「風の掲示板」広場に、藁アートのイノシシが設置されることになり、
 10月16日、「夢大学」の中高校生、応援団の青年が、動画撮影に訪れました。


初越のこみち、「風の掲示板」広場は、里山の景観の残る、癒しのスポットとして、有志に守られてきましたが、

高齢化による人手不足と、昨今の異常気象により、さらに管理が困難になってきていました。

  
 高齢化により、豊かな水田が荒れ地化していく中、

何とかそこを、せめて菜の花畑・レンゲ畑にして、人の安らげる場にしたいと、協力者が現れ、

一部ではありますが、菜の花を咲かせることはできました。

しかし、

ぐるりと回る小道の草刈りまでは・・・・と悩んでいたところ、

 

豊楽館の方々から救いの手をいただきました。なんと、

朝の出勤前に草刈りをしていただけたのです。

それで、やっと維持することができたというのが、

この夏の正直な状況でありました。

若い人に伝えるまで、持ちこたえて行けるだろうか。

流石に心細さに元気が失われそうでした。

沢山の人に、故郷里山は、大切な場と知ってほしい。

若い力、未来の力と結びたい。

それは私たちの願い。

 

そんな時

 

 道の駅からのお助け隊の主軸となっているYさんから

イノシシの藁アートをここに置いて、

この11月からのイベントに、参加してはどうかと提案されました。

 

惜しい! こんな良い場所があるのに、人になかなか知られていない。

何とか宣伝したい、

また、その作業に協力者が得られれば、

たくみの里全体によい結びつきが生まれるかもしれない。

藁アートを通して、

ここを大切にしたい思いをつなげていくことこそが、

Yさんの長年の夢だったと知りました。

 

やりましょう!と、行動を起こしたものの、
 しかし、高齢化は思った以上に深刻でした。

良いことだとは賛同されても、周囲には高齢者しかいない!

 

絶望的に思われました。


そこに、しあわせユニットのメンバーであるHさんの取り組みが浮かび上がりました。

  

若い彼が中心となっている夢大学の今年の取り組みは、

利根沼田の明るい未来に向け、

この地域のよさを動画に収め、発信していくことでした。

その若い力を借りたい。
里山はこの地域の至る所にあるが、その良さが、失われようとしている。

その両面に学生がふれ、現実を踏まえて、発信していくのに絶好の機会である。

 

大人の応援団側で青少年を育てていく立場のRさんも

「それはいいかもしれません。子どもたちがやる気になれば」と協力を約束してくれました。


 かくして、三者のそれぞれの夢、プラスマイナスをがっちり組み合わせた

 コラボイベントが走り出したのです。

秋は待ってくれません。作業できるのはあと一か月!

   様々な事情を抱える三者を繋げるのは容易ではありません。

北海道・利根・沼田を繋いでズーム会議をして、

何とかこのスケジュールを練りだしました。

 

藁アートの生みの親 M先生も参加してくださるという!
 Y
さんたちが作業を始めているところに、青年たちが加わることに

知らない人同士がペアを組みました。

先生曰く、「出来上がりより、協力を大切にしています。」

若い人が来るということで楽しみにして参加した

御年80歳のNさんと先生が組んで、前足を作りだしました。

 


   昼食には利根実生が棚田のさなざわで作った

古代米のご飯を味わってもらうことにしました。

基本手弁当でしたが、心ばかりのおもてなし、

質素な雑穀ご飯と、里山の野菜料理をことのほか楽しんでもらえました。

 

秋の夕はつるべ落とし  日が沈みます。

 


 仕上がりまでは無理だから、そのあとは大人たちが…

無理はしないことにしました。


青年たちは帰って、動画をまとめて、発信。

宣伝してくれるそうです。

故郷を見直して好きになることも目標だけど

それは達成できたことを中学生の二人は(*^-^*)笑顔で、

力強く頷いて伝えてくれました。

これからもそれぞれの凸凹を繋ぎ合わせて末広がりになるよう頑張っていきたい。

「今日の作業は楽しかったなあ。こんなことをしたかったのです。」と

複数の方から感想をいただきました。

 

沢山のご厚意、お力添え、有り難うございました。

長文お読みくださり、ありがとうございました。

 


人間関係ランキング

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村


夢日記ランキング