昨日からニュースで見ていましたが、モーニングショーの画面です。

様々な食糧・食料が入ってこなくなっているのに、 

それでもまだ、

自給できる米の減反を続ける日本の危機を訴えていました。

 

そういえばと、思い出したのが、

50年前、通学の高崎線の窓に見つづけた風景と、恐怖 ガーン

 

田んぼがきえていくーびっくり

荒れ地を開墾して、良い水田にするのに、

百年かかったという 田んぼに、

瓦礫が投げ入れられー

コンクリートが流されー

ビルが建っていくー

 

個人の家庭事情も浮かぶがーーー

すごいスピード

 

まだ若かった私は、何もわからないがーーー

また、戦争になったら、飢えた時代にーーーーガーン

恐怖を感じたのでした。

 

その光景。

しばらく忘れていたのですが。

 

しかし、初越のこみちで必死に守っているのはプンプン

数年前まで豊かにお米が実っていた田んぼの跡地。

思えば、あの時の恐怖が、心にずっとあったことを思いました。

 

しあわせ短歌ライヴで出会い、

その場から短歌を作り始め、

風の掲示板と短歌を作り続けている人がいます。

 

つぶやき短歌を押し出し、

行動しながら作り続ける人がいます。

彼の短歌で

 今を語ってもらいます。

 

 

時の風は動いて起こす

トラクターに乗って起こす前へ前へと

放棄地の耕作をまた頼まれき

「地代は要らぬ」頭下げらる 和人

彼は行動の人。短歌は記録であると、本にしました。

その一号のページをお借りしました。

 

しかし、いくら力んでも限界があります。

もともと彼は、コメ作りは素人。

本業もある。

あれから二年経った今、

見てられないと手を貸してくださる、ご近所の先輩方に支えられ、

短歌に支えられ、

やっと続けているそうです。

 

この思いの輪をひろげていきたい・・・・・

これ以上、やっと作りあげた豊かな田に

瓦礫がガガガーっと

投げ入れられないように・・・・・・

パンや白いご飯が食べられない日本にならないように。

 


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