今、遊園地には行けないけれど
でも、ここは ほんものの
《 冒 険 の 国 》
昨年の秋のことでした。
夢大学の子どもの外遊び研究家、
A君(中学生)たちが、
友達と家族そろって
里山の小道に、外遊びの研究にやってきた。
外遊びの経験があまりないという。
「中学生の男の子の遊びかあ、そうだなあ」と、
協力者のBさんが用意してくれていたのは・・・・・
な、
なんと・・・・・
ほんものの里山の作業 !
そうだ、集中して、油断するな。
怖いよー
でも、挑戦するぞ。
教えるほうは きっと もっと大変だ。
そばに立って見ている
お母さんだってきっと怖い。
でも、あたしだってやってみたい。
お兄ちゃんにくっついて
冒険の国に来たのだから。
お兄ちゃんたちは、おばあちゃんたちが どけられなかった石を
ほいほいと軽々投げ飛ばしてしまった。
思いっきり投げたってここではしかられない。
お兄ちゃんは怪力だ!
人を助けたのだから
正義の味方の
ウルトラマンだ! って !
お蔭でトラクターが入れるって。
道を作るんだって。
来てくれてありがとう って言われた !
飲んだことのない桑茶、
食べたことのない木の実、草の実、
カステラ風のお焼きを食べて、
あとは好きなだけ走り回って騒いだ。
大きな岩からも飛び降りてみた !
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Bさんが味わわせてくれたのは、ただの遊びじゃない。
生きることに直結していて。
感謝されて、
自分の若さと、その力・存在のかけがえなさに気付く 遊び。
地球の食物をいただいて、身に湧く力。
老人にも子供にも
余っている、 捨てる、 余分なエネルギーなんてないと思う。
それを使って、支えあって、
やっと みんなが生きていける地球なんだと思う。
今、その地球がやせ細ってきている。
欲張って独り占めする人がいれば、
生きてゆけない人が出てしまう。
この星の上には限られたエネルギーしかないのだと思う。
今の情勢がそれを教えている。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これは里山の話、しかし、都会にも、家の中にも
子どもにとっての、冒険の国はあるように思う。
***************************************************
ときどきこんなあほなこと考えてしまいます。
イラストお借りしました。
発電できないかなあ。
なんて、
私もエネルギーをもらって生きて
万歩計をつけて歩いてますので。
5千歩・・・歩くエネルギーをもらって、
ただじゃあ申し訳ない。
発電できないかなあ。
なんて
アホか!
ですね。
あほな夢見るおばさんです。
お読みいただき有難うございます。