おはようございます。
健康予防管理専門士で食育アドバイザーをしています。
中医学で陰陽を学びましたが、大事なのは中庸という事でした。
からだが酸性に傾く最も大きな原因は、食生活の偏りです。
食べ物にも酸性食品とアルカリ性食品があります。
酸性食品ばかり食べ続けると、当然からだは酸性化します。
だからといって、酸性食品を食べてはいけないわけではありません。
なにしろ主食の米そのものが酸性食品なのですから、食べないわけに行きません。
要はバランスなのです。
ご飯を食べるときには必ずアルカリ性食品の味噌汁を組合すように。
それでは、酸性食品とアルカリ性食品とを詳しく見てみましょう。
レモンや梅干は酸っぱいから酸性だと、勘違いされている人をときおり見かけます。
果汁そのもののpHや味によって、酸性食品かアルカリ性食品かを区別するわけではありません。
決め手になるのはミネラルの比率です。
ミネラルには、カルシウム、鉄、マグネシウム、ナトリウムなど、
体内に入るとアルカリ性を示すものと、
リンやイオウ、塩素のように酸性をしめすものとがあります。
このうち特に大きな影響を与えるのは、カルシウムとリンの比率です。
リンはカルシウムに次いで体内に多く含まれているミネラルです。
カルシウムと結合して骨や歯を作り、細胞膜の原料にもなります。
野菜はほとんどアルカリ性食品です。
健康を保つために、積極的に取りたいものです。
是非、たくさんの野菜や海藻が入ったお味噌汁を飲みましょう。
上記は、信州一味噌様のホームぺージのみそライブラリーから抜粋させて頂いたものです。
最近は余り、酸性食品とかアルカリ性食品とか言わなくなりましたね。
『酸性食品』 肉類・魚介類・卵・穀類・砂糖
『アルカリ性食品』 大豆製品・野菜・果物・海藻・きのこ
*酸っぱいものが酸性食品ではありせん。
でも、上記を見て頂ければわかるように、
良い悪いではなくてバランスをとるには、
両方を取る必要があるので、
あえて酸性食品とかアルカリ性食品とか言わないで、
栄養素別(脂質・タンパク質・糖質・ミネラル・ビタミン・食物繊維)に言われるようになったのだと思います。
なぜ急にこのような事を書いたかと言うと、
本の整理をしていて読み返した1984年の「食事の健康医学」に書かれていたからです。
時代とともに変化するものもあれば、変わらないものもあります。
私が今食べている健康食品は、51年前に発売を開始しましたが今も変わっていません。
「いつも摂取している食品がどんなものであるかを知ったうえで不足しているものを健康食品で摂る」と1984年の「食事の健康医学」にも書かれていますが、
特定の栄養素(例えばビタミンAとか鉄分)を摂っても意味はありません。
要はバランスをとるように心掛ける事が大事です。
今日も投稿を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。