ここでご紹介するブログは、2006年に書かれたものです。
日本人として生まれて良かったなと思えるお話です。
しかし、昨今の自分を含めた傍若無人とも言える自己主張傾向のミーイズム(個人主義)の跋扈は、新自由主義(市場主義経済)=利益最優先主義に通じていて、結果、ヒューマニズムや日本の伝統である和の心さえも排除して行く流れが、現在に至っていると思います。
安倍晋三の舵取りにもその傾向が見えるからこそ、新自由主義へのアンチテーゼを天皇陛下が感じているだろうと推測します。それは安保法制に対する皇室と安倍政権との摩擦(今年初頭から6月頃)に感じています。この件に関して、マスメディアは控えめな表現しかしません。
たぶん、安倍政権と皇室との間のショックアブソーバー役を昭恵夫人が担ったのだろうと推測します。
【武士道】敵兵イギリス兵422名を救助した日本海軍「雷(いかづち)」
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天皇皇后両陛下がイギリスを訪問したのは8年前の1998年5月だった。
イギリス政府と国民は歓迎の意を表し、天皇陛下はエリザベス女王と馬車に乗ってロンドン市民の歓迎にこたえた。
しかし、このパレードには抗議の意味でわざと背を向けた人たちがいた。
彼らは、第二次世界大戦中日本の捕虜になり、その時の扱いに抗議し、日本政府に賠償と天皇陛下に謝罪を要求したのだった。
この抗議行動に、イギリス政府は「遺恨が日英関係を支配してはならない」(ブレア首相)と呼び掛けるなど、両陛下及び日本政府に異例の配慮を見せた。(読売新聞)
当時、日本の財界はイギリスに積極投資するなど、日英関係は経済面で新たな親密度を見せているときだった。ブレア首相の発言は当然だったかもしれない。
しかし、イギリス国民の感情は二分された。
戦時中の捕虜に対する非人道的な扱いを非難し日本政府と天皇に謝罪を要求するものから、個人的に戦争に関わっていない現在の天皇に謝罪を要求することへの疑問、
さらには、元捕虜に対する賠償問題は退役軍人にちゃんと年金を払わないイギリス自体の問題だなど、様々な意見が噴出し、両陛下のイギリス訪問が反日運動を起こすきっかけになるのではないかとの不安が巻き起こった。
《関連ブログ》
敵兵を救助せよ!
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人物探訪: 駆逐艦「雷」艦長・工藤俊作
~ 敵兵422人を救助した武士道
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博士の独り言 II
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大東亜戦争における日本軍の武士道精神
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工藤俊作
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多くの方々が注目する日本軍の武士道精神。
素晴らしい精神性を日本の伝統から感じさせて下さる事に改めて、日本人に生まれて良かったと思います。この伝統を毀損させてはいけないと思います。