皆様、こんにちは。 今週は本店藤原が担当させて頂きます。

 

季節は初夏を迎え、霧草花や木々たちの成長が目に見えて感じられます。

そんな中で、今回はキウイの受粉作業を取り上げてみました。

 

我が家では、10年程前にホームセンターから買ってきた雌雄2本の

キウイを育てています。

キウイはマタタビ科の雌雄異株の果実である為、雌木だけでは実がつきません。

雌雄それぞれ1本を植えないとメシベが受粉できないのです。

 

そのキウイが4月の中頃に膨らんできた葉芽(ヨウガ)が、大きな葉っぱへと成長し

その後、花芽たちも膨らんで小さな花を咲かせ始めているのです。目

 

ところがです。叫び大変だー!!

今年は雄木の開花が目に見えて遅れているのです。受粉に間に合いません。

今迄は雌雄の開花がズレる事はあまり無かったので、ミツバチやコバチたちに

受粉作業を無償で委託していましたが、今年はそうもいかない様です。

実はそんな時の為にと、去年たまたまオシベから花粉を採取して

冷凍庫で1年間、保管をしていました。(素晴らしー。先見の明があるねー)

※※ 去年、オシベから花粉を採取した時の作業手順 ※※

 

取れた花粉が下の写真です。耳かき梵天で作業しました。

ヨーシ今年はこれを使って、人工授粉にチャレンジだ

雨の日以外起きてから毎日、受粉作業を行っています。(今日もやりました)

ただ、この花粉は去年初めて自分で採取したもので、着果率は信用なりませんが

無事受粉できる事を願って、楽しみに待ちたいと思っていました。が、

何と、最初に作業した雄しべが結実した様に見受けられます。

来年からは、ミツバチたちと人口受粉の2刀流で行きたいと思います。