先日のブログで旧古河庭園にバラを見に行ったことを紹介しましたが、その帰り道、巣鴨でランチをいただいて帰りました。
土曜日の午後、巣鴨商店街は相変わらず人出が多く賑わっています。
商店街の入り口では、日光猿軍団のお猿さんが出番待ち。小さな椅子にちょこんと座って待っていました。「ともきりき」くんだそうです。
本日のランチの目的地は、商店街入り口近くにある「タカセ」です。池袋駅前にあるレトロな「タカセ」の支店です。
店頭では先日、池袋のタカセに行ったときに買って帰ってきた「スイートブレッド」も販売されています。
池袋で購入した「スイートブレレッド」の様子はこちら↓
3階建てで、1階では、パンと洋菓子の販売とイートインスペース、2階もイートインスペース、そして「レストラン」があります。
エレベータで3階に上がると、メニューの食品サンプルが目に飛び込んできました。ファミレスかデパートの食堂街のようです。
この日のスペシャルランチのメニューは「海老フライとポークジンジャー」洋食屋さんの黄金メニュー、夫婦揃って「スペシャルランチ」にしました。
行列ができるほどの人気店、常に2-3組が待っている状況。15分ほどでテーブルに案内されました。
平日は800円の日替わりランチ、休日は950円のスペシャルランチがあるほか、ハンバーグやカニクリームコロッケなどの洋食メニューがあります。
その他、カレー、パスタ、オムライスもあります。アラカルトにパンやドリンクをセットにてランチにすることもできます。パンセット（＋250円）、ドリンクセット（+150円）と良心的なお値段です。
テーブルには、ナイフフォークのセットに加え、割りばしがありました。さすが、巣鴨、うれしい心遣いです。
「スペシャルランチ」をパンで注文すると、最初にパン用のお皿が運ばれてきました。パンは、セルフサービスで取りに行く形式です。
用意されていたパンは4種類。フランスロール、バターロール、塩パン、くるみレーズン。いずれも食事に合わせやすいシンプルなお味のパンです。
ホイップバターも用意がありますので、パンだけでも楽しめそうですね。
フランスロールとくるみレーズンです。手に取ってみると、ほんのり温かいもの。ちぎると、蒸気が上がる温かさ、小麦の香りが広がる美味しいパンです。
こちらは、塩パンとバターロールです。同じく温かく、特にロールパンは表面のパリッとした食感の中のしっとりふんわりした食感のコントラストがよく、甘めのお味もちょうど良いもの。これだけいただいても美味しいです。
パンを楽しんでいると、お料理も運ばれてきました。
スペシャルランチ（950円）です。
大き目の海老フライが2本にたっぷりのタルタルソースがかかっています。ポークジンジャーは、厚切りのポークステーキのしょうが焼き、こちらもジンジャーソースがたっぷりかかっています。
どちらも出来立て熱々、厨房からテーブルが近く、サービスが迅速なのがよい点、そして、このボリューム感は・・・すごい！お年寄りは食べきれないのではと思ってしまう分量で驚きました。
どちらも、洋食屋さんのお味で◎、少し味が濃いめですが、パンやご飯にはよく合います。
パンが美味しかったので、お代わりをしてきました。新たに、ヨーグルトパンがあったので、それもいただいてみました。
見た目は普通の食パンですが、ほんのりヨーグルトの香りがするもの、さっくりトーストされていて、バターをつけていただくと・・・美味しい！
パンの様子を見ていると、少しづつ、なくなる都度新しいパンが用意されていました。厨房の中では、店頭で販売されているものと同じ袋からパンを取り出し、霧吹きで水をかけて、オーブンに入れてリベイクしたものを並べているようでした。
常に温かいパンを食べてもらおうとサービスされているのが分かりました。
最後にコーヒー（+150円）をいただきました。
サービスの方はベテラン揃いで皆さん笑顔、そして丁寧、かつテキパキとサービスをされていて、心地よいもの、リピーターが多いのもよくわかりました。
お客さんは、若い方から年配の方まで幅広い年齢層、そして、親子、三世代で利用されている方も多い他、車いすの方も複数組おられました。サービスの方もとても慣れていらして、車いすの方も普通に利用されているのが印象的でした。
巣鴨は「お年寄りの街」として有名ですが、タカセをはじめ商店街の皆さんが笑顔で丁寧にサービスされ、皆さんで街を盛り上げているのが伝わってきました。また来たくなる理由はこういったところにあるのですね。
きれいなバラを楽しみ、美味しいランチをいただけて、幸せな休日でした。
タカセ 巣鴨店
03-5980-7557
東京都豊島区巣鴨3-20-16