パースの人気観光スポットをTrip Advisorで検索していると、パース市内中心部にある「ヘイリッソン島」で野生のカンガルーが見られると知り、早速出かけてみました。
スワン川の中州にある島、パース市内中心部からはバスで行く他、ウォーキング方々歩いていくこともできます。
朝からお天気に恵まれた日、スワン川沿いを散策方々、「ヘイリッソン島」へ。
入り口付近には大きな柵がありました。野生のカンガルーを保護するのが目的。柵の中には天敵が侵入することなく守られています。
説明よれば、島内には複数のカンガルーが生息しているとのこと。早速カンガルー探しに出発です。
この入り口から入ります。
スワン川の中央にある細長い中洲を進んでカンガルーを探します。
スワン川にはクルーズが通っていきました。川の風景を眺めているだけでも気持ちの良いところです。
柵で囲まれたエリアは思ったよりも大きく、全体を1周すると1時間はかかると思われる大きさです。
奥に進むと、森が見えてきました。カンガルーは日中、森の日陰にいると体験談を読んだので、森の中を中心にカンガルーを探してみました。
木の茂みにいるかなと近寄ってみると、何やら黒い物体が・・・
カンガルーの糞です。「ってことは、この近くにいるかも」と近くを丹念に探しましたが、しかし・・・
周囲の茂みはすべて確認したのですが、カンガルーの姿は見えません。念のためと、このほかの場所にも移動して丹念に探してみたものの、出会えず・・・この日は諦めてホテルに戻りました。
夜、ホテルでヘイリッソン島でカンガルーに会ったという体験談を読み研究。朝と夕方が遭遇率が高いとあったので、翌日は夕方出かけてみました。
翌日の夕方、再びヘイリッソン島へ。
入り口近くでアルゼンチンから来たという若いカップルを見かけ「カンガルー見ましたか?」と聞いてみると、「向こうの川のほとりで寝ていたよ」とのこと。指をさした方向の茂みを探してみることにしました。
2-3人の観光客がいるのが見え、行ってみると・・・
いました!野生のカンガルーです。
先ほどのカンガルーの周りをよく観察してみると、この茂みのあたりには3匹のカンガルーがいました。
起き上がっていたカンガルーに近づくと、人間に慣れているのか、逃げることもなくその場で固まっていました。
こんな近くでカンガルーの観察ができます(笑)
可愛らしい顔が伸びてきました。カンガルーの方から近寄ってきた時には、人間の方が驚いてしまいました。
のびのびとくつろぐカンガルーを見ているだけで、癒されます。人間はカンガルーを見つけて興奮しているというのに、カンガルーは我知らずと、うとうとし始めました。
カンガルーと遭遇したのは、公園の奥にある水辺、星印のあたり。柵の中は広いので、探して歩きまわるだけで相当疲れます。日よけの帽子とミネラルウォーターの持参は必須。朝晩の涼しい時間帯に行くことも必要かなと思います。
街中の公園に野生のカンガルーがいるなんて、さすがオーストラリア!カンガルーを見つけるのにちょっと苦労しますが、面白い経験でした。