湯島天満宮に梅を見に行く途中、「ドイツパン」の看板を見つけ立ち寄りました。「ベッケライ テューリンガーヴァルト」です。

 

ドイツに行った時やルフトハンザ航空のフライトに搭乗した時にいただいたドイツパンが美味しかったので、引き寄せられてしまいました。

 

 

住宅街の中にあるお店、看板がなければ気が付きませんでした。お店の前まで行って中を覗くと美味しそうなパンが並んでいるのが見え、早速入ってみました。

 

 

お店は、販売スペースの奥に工房がある様子、お店に一歩踏み入れると湿度が高くてびっくり、寒い日は眼鏡が曇ってしまうほどでした。お店の奥にあるキッチンでは、店主がパンを作っている姿が見えました。

 

パンは対面販売形式、奥の棚、手前のガラスケースの中には多くの種類のパンが並んでいます。

 

お客さんが入るスペースはあまり広くなく、2-3人程度で一杯になるくらい。先客がおられる時には外で待つのが良いかなと思う広さです。

 

ドイツパンに詳しくないのがすぐに伝わったのか、販売を担当する女性の方が、ひとつひとつパンに使われている粉の種類とその割合、お味の特徴など、パンの内容を説明してくださいました。

 

奥の棚には食事に合わせるのに良さそうな塩味系、ハード系のパン、手前のガラスケース中にはスイーツ系や甘めのお味のパン、惣菜が並んでいました。

 

あまりにパンの種類が多かったので、「次回のために写真を撮影してもよいですか?」と尋ねると、快く承諾してくださいました。

 

 

特にお薦めされたのは、「ヘアツブロート」というハード型のパン。ライ麦率40%で、中には、エダムチーズとコーンが入っているとのこと。チーズの香りが良いパンです。

 

 

ドイツのクリスマスに欠かせない「シュトレン」もありました。

 

 

手前のガラスケースの中は、「クーヘン」(ケーキ)類が並びます。

 

 

「クーヘン」だけで何種類もあり、目移りしてしまいます。

 

 

「ブルートヒュン」は小型パン。チーズやアボカド、オリーブなどの塩味系のパン。

 

 

小型パンはまだまだ種類があります。

 

すべて店主が手造りしているとのこと、種類の多さにとにかく驚き、どれを買って帰るか決めるのに苦労しました。(^^ゞ

 

 

買って帰ったのは、かぼちゃの種を練り込んだハード系のパン、ライ麦10%のものです。(名前をメモするのを失念してしまいました。お値段は595円です。)

 

 

表面には、香り良く焼き上げられたかぼちゃの種がたっぷりついています。

 

 

切り分けてみると、中にもたくさんの種が練り込まれています。

 

スライスして、軽くトーストしていただいてみると、かぼちゃの種の香ばしさが美味しい軽めのパン、スープやサラダに合わせるのが良さそうなお食事によく合うものでした。

 

半分を夫婦で分けて朝ごはんにしたのですが、とにかく美味しかったのと、軽めだったので、思わず、全部食べてしまいそうになりました。(もう一度、美味しいパンを味わいたいと、思い留まりました。)

 

パンのお値段は、決してお安くなく、ライ麦の割合が高いと1000円近くと日常使いには躊躇してしまう価格帯。ただ、美味しいドイツパンなので・・・ちょっと奮発していただきたいと思います。

 

次は何を食べるか、写真を見て予習をしてからと思っています。

 

 

ベッケライ テューリンガー ヴァルト (Bckerei Thringer Wald)

03-3834-6765 

東京都文京区湯島3-3-1 細海ビル 1F

 

ベッケライ テューリンガー ヴァルトパン / 末広町駅湯島駅御茶ノ水駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5