昨年の夏も例年以上に暑い日が続き、富士山麓へ何度か避暑に出かけました。すでに「うどん」の食べ歩きは紹介していますが、その他の話題をまとめて紹介します。

 

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2018年は強力な台風が日本に上陸した年、関空の滑走路や建物が浸水被害にあったり、東京でも倒木が相次ぎ、鉄道が運休するなど大きな被害が出ました。台風が上陸した後、山小屋の管理会社から「敷地内に倒木がある」との連絡があり、様子を見に行ってみました。

 

台風24号上陸後の週末は綺麗な青空が広がる良い天気、数日前の暴風雨がうそのよう。

 

 

山小屋に向かう途中、富士山の定点観測ポイントで写真を。

 

夏の富士山は緑に覆われた山。山頂付近が白く山肌が青く見えるのが富士山の定番の景色ですが、その姿は冬の間だけというのはあまり知られていないかもしれません。

 

東京から2時間弱で山小屋に到着、早速様子を見てみると、

 

 

松の木が2本、ぽっきりと折れていました。無残・・・

 

 

倒木の先に見えるのは隣のお宅。木の先端がギリギリ敷地内におさまっていたので、隣のお宅への被害を出さずに済んだのは幸い。

 

 

玄関近くの太い松は、根元からぽっきりと折れた姿。先ほどの木もこの木も倒れる方向が幸いし、山小屋を直撃することはなく、被害は敷地内の倒木5本だけで済みました。

 

管理会社の話では、家そのものに被害が出たお宅もあり、緊急修繕等の対応をされているとのこと。本当に運がよかったのだと思いました。

 

倒木の処理は早速管理会社に業者さんの手配をお願いしましたが、地元の業者さんは修繕他で大忙し、対応が終わるまでには1か月以上かかりました。

 

 

富士山麓の夏~秋は、花が楽しめる季節。山小屋周囲にはきれいな花があちらこちらで咲いていました。

 

 

花の様子を見ているだけでは、台風の後とは思えません。多くの雨が降り植物が生き生きしているようにも見えました。

 

 

一方で、夏から秋への変化も感じられました。

 

 

敷地内に咲く花をとって、山小屋の中に飾り、お茶でもと一息。

 

ところが・・・

 

ブレーカーを入れても電気が付きません。「これは、倒木で電線を切ってしまったか?」と山小屋の周囲を確認するも、特にその様子はなく、再び管理会社に連絡。すると「台風被害により周囲一帯が停電し、復旧工事中。順次対応し、9割近くの地域で完了したところですが、一部ではまだ停電しています。復旧時期は未定です。」とのこと。

 

大きな幹線道路沿いは完了しているようですが、ここはまだだったようです。「ガスが使えても電気がなければ宿泊は無理。じゃあ今晩はどこに泊まる?それとも東京へ戻る?」と夫婦で相談。仕方なく、停電が復旧している河口湖近くのホテルの予約を取って宿泊しました。

 

落ち着いてから、管理会社のHPやツイッターを見てみると、停電被害のことが載っており・・・「よく見てから来ればよかった」と多いに反省!そういえば、妻の静岡の友人たちが、Face Bookで停電の様子をアップしていたことも思い出しました。

 

倒木だけで済み、人にも家屋にも被害がなかったことは本当によかったとつくづく思いました。