とある休日、我が家から新宿までの散歩の途中、湯島にある担担麺の有名店「阿吽」の支店がオープンしているのを発見!翌週末のランチで行ってみました。
新宿通り沿い、丸ノ内線の四谷三丁目と新宿御苑の中間あたり、大木戸門の近くにあります。
数年前に成都へ行って以来、四川料理がお気に入りのひとつ、湯島にある「阿吽」の本店で汁なし担担麺をいただいています。その時の様子は以前のブログで紹介しています。↓
湯島の本店に伺った折には行列があり、お店に入るまでに30分以上、新宿御苑のお店の前に行列がなかったので、思わず入りたくなったものです。
お店の前には、行列の作り方の案内と赤いテープが置かれていましたので、普段は行列ができているものと思います。開店間もない時間で行列がなかったのでしょうか。
メニューは、普通の担担麺と、つゆ無しの担担麺があり、それぞれ、白胡麻と黒胡麻の2種類があります。
白、黒で迷い、今回は黒胡麻をつゆ有りと無しで食べてみることにしました。ちなみにお値段はどちらも850円です。店内にある自動販売機で食券を購入し、スタッフに案内された席に着きました。
辛さと痺れは、5段階から選べます。食券をスタッフに渡すときに好みの辛さと痺れを指定します。お店のお勧めは、辛さ3、痺れ2。確かに花椒が不慣れな方には痺れがきついと味が楽しめませんから、痺れは2になっているのかと思います。
テーブルには、つゆ無し担担麺をいただく途中で掛ける「酢」と「黒酢」のほか、紙エプロンも用意されています。
そして、ヘアゴムも。紙エプロンともども、女性にはうれしい気遣いです。
つゆ無し担担麺が初めての方向けの案内も用意されています。
そうそう、よく混ぜてからいただくのが重要。前回、花椒を全体に絡めることをせずにいただいてしまい、途中から舌が痺れてしまったことを思い出しました(^^ゞ
この案内があれば、初めてでも失敗が少なくなりますよね。
黒胡麻担担麺(850円)
寒い日で思わずつゆ有りを選んだもの。スープの表面には辣油の赤と黒胡麻ペーストの黒が浮かんでいます。
スープを一口いただいてみると、胡麻ペーストが濃いめでまろやか、思ったほとの辛さや痺れがなく、食べやすいもの。麺は細めのちぢれ麺でスープによく絡みます。
つゆ有りで痺れ3にすると、温かいスープとの組み合わせで辛みも痺れも強く感じるのではないかと心配しましたが、胡麻の風味を良く味わえる適度な辛さ・痺れで美味しくいただけました。
つゆ有りを選ぶと、穴あきと普通のレンゲの2種類がつきますので、スープの中に沈んでしまうひき肉も最後までいただけました。
黒胡麻つゆ無し担担麺(850円)
つゆ無しは、辣油のほか、花椒の粉がかけられているのが見えました。辣油の油と花椒が全体に万遍なく行き渡るようよくかき混ぜていただいてみます。
肉みそは少し甘めでこってりした味わい、太目の麺はもっちりした歯ごたえ、甘みと辛みと痺れを同時に感じるもの、油麺の味わいです。こちらは、辛み3、痺れ2で注文しましたので、食べ進んでいっても痺れでマヒすることなく最後まで楽しめる痺れ具合でした。
つゆ有りと無しでは麺の太さが異なり、有りは細麺、無しは太麺が使われています。つゆ有りでは、つゆがよく絡む細麺にちぢれ、つゆ無しでは、肉みそと麺が両方楽しめるようもっちり感のある太麺と、それぞれの良さが満喫できました。
つゆの有無、どちらがよいというと・・・夫婦そろって、「つゆ無し」との感想。肉みその美味しさと痺れを楽しむなら「つゆ無し」がお薦め、麺にしっかり絡めて、辛み痺れとともに味わえます。さすがこだわりの担担麺、久しぶりにいただきましたが、人気店である理由がよくわかりました。
通りかかりで偶然見つけたのですがHPを見てみると、支店が増えていたのですね。新宿御苑ならば我が家から便利なので、また利用したいと思っています。辛みと痺れを楽しむならば汗だくにならない寒い季節がいいですから・・・。
四川担担麺 阿吽 新宿御苑店
03-6457-8965
東京都新宿区四谷4-28-20 パレ・エテルネル1階
四川担担麺 阿吽 新宿御苑店 (担々麺 / 新宿御苑前駅、四谷三丁目駅、千駄ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5