毎年楽しんでいるホテルニューオータニSATSUKIの「スーパーモンブラン」、2018年バージョンが2018年9月から販売されています。

 

「今年のモンブランはどんなもの?」とHP等で情報収集、抹茶ガナッシュで抹茶の風味がプラスされるなど改良された進化バージョンで2,300円になったことが分かりました。

 

「食べてみたいけれど、毎年あまり変わらないからどうしようか」と迷っていたのですが、姪の結婚式でニューオータニに出かけ、披露宴でいただいたお料理の美味しさの余韻に浸る中、SATSUKIに寄ったところ、食べてみたくなり・・・買って帰りました。やはり、モンブランの魅力には勝てませんでした(^^ゞ

 

ちなみに、2013年以降いただいたスーパーモンブランの内容は、以前のブログで紹介しています。↓

改めて過去のスーパーモンブランを比べてみると内容が少しずつ変わってきていました。やはり、進化しているのですね。

 

 

SATSUKIに寄ったのは土曜日の16時。「もう売り切れているかも」と思ったのですが、残っていました。

 

 

「モンブラン以外にも、何かケーキが食べたね」とケースの中のケーキを見ながら、選びました。

 

 

昼間の結婚式を終えると日も暮れる夕方近く。正面玄関の植え込みには、クリスマスイルミネーションの準備が進んでいました。

 

 

丁寧に包んでもらったケーキを崩さないよう大切に持ち帰りました。

 

 

箱の中身は、「スーパーモンブラン」と、普通の「モンブラン」。いつもなら、「スーパーモンブラン」を2つにするところですが、ひとりで食べきるのが難しい位の大きさなので、「美味しく食べられる分量で」と、自制できました(^^ゞ

 

並べてみると、「モンブラン」に比べて、「スーパーモンブラン」は大きいケーキ。通常のモンブランの3倍程度の大きさがあると、紹介されていました。

 

 

葉っぱ スーパーモンブラン(2,300円)

 

2018年の「スーパーモンブラン」もずっしりと詰まった重みのあるケーキ。半球よりも少しだけ長く成形されています。

 

 

トップのチョコレートディスプレイは、チョコレート・ホワイトチョコレートのプレート4枚。年々枚数が増えていきます。

 

2018年のモンブランの説明は・・・

(ホテルニューオータニのHPから抜粋)

ホクホクとした味わいを実現!厳撰栗のマロンペースト
スーパーモンブランの主役は、外側を覆う魅惑のマロンペースト。その時期に最も美味しい和栗をシェフパティシエが厳撰。生クリームを最小限に抑えることで、和栗本来のホクホクとした味わいと、口の中でふわっと広がる優しい甘みが特徴です。

和栗を引き立てるこだわりの和素材
通常のモンブランの約3倍もの大きさのスーパーモンブランの中には、マロンペーストを引き立てるシェフこだわりの素材がびっしりと入っています。爽やかでキレのある味わいが印象的なアーモンドミルククリームに包んだ『国産和栗の甘露煮』をはじめ、今年は『豆乳葛』、『豆乳抹茶ガナッシュクリーム』といった、豆乳を使用した和素材が新登場。主役のマロンペーストを引き立てつつ、さっぱりとした味わいが和栗との絶妙なハーモニーを奏でます。

甘みを引き立てる隠し味、青ヶ島「ひんぎゃの塩」
スーパーモンブランの味わいを引き立たせるのが、隠し味に使用している青ヶ島の「ひんぎゃの塩」。「ひんぎゃの塩」とは伊豆諸島南部に位置する、青ヶ島の火山噴気孔から噴出す蒸気で、太平洋を流れる黒潮本流の海水をじっくり温め結晶させた無添加の自然塩。まろやかで豊かな甘みが特徴で、マロンペーストや土台のリンツァートルテを引き立てるアクセントとして使用しています。

 

和栗の品種は、提供期間中途中で変わることもあるのか、今年の説明には「和栗」とだけ記載され、産地の記載はありません。

 

そして、今年の特徴は、「豆乳」と「抹茶」、これまで使われてことのない素材が使われています。葛は、アーモンドミルクだったり、小豆だったりと変遷していますが、今年は「豆乳」が決め手のようです。

 

 

切り分けてみると、半分以上は栗のペースト、ペーストの内側は豆乳を使った葛が1/3を占め、その他、栗の甘露煮に、ミルクアーモンドクリームは少な目、そして、抹茶のガナッシュが薄くひかれていました。

 

いただいてみると、しっとりとした栗を味わうモンブラン、ほのかな甘み以外はほぼ栗そのもの、栗以外の成分が少ないため、なめらかというよりも栗の食感を楽しめます。豆乳葛はもっちり感が強い、おもちのような食感、抹茶ガナッシュの苦味がさわやかで栗をいただくときに、栗を引き立てています。

 

そして、隠し味の塩も時折舌に感じ、甘みを引き立てるアクセントに。

 

モンブランにフルーツの酸味を加えているものもありますが、抹茶の苦味のさっぱり感もよいもの。この組み合わせ、気に入りました。

 

 

葉っぱ モンブラン(700円)

 

「スーパーモンブラン」をひとつだけにしたので、味比べをしてみたくて、普通の「モンブラン」も買ってみました。

 

外観は、アンジェリーナのモンブランと似ています。マロンペーストのボールにパウダーシュガーがかかっています。

 

以前のブログで紹介したアンジェリーナは↓

 

 

普通の「モンブラン」もマロンペースが大半を占める「栗を楽しむモンブラン」。タルト台の上にアーモンド生地、甘露煮、生クリームが乗り、マロンペーストが厚く覆っています。

 

こちらの栗は、和栗と洋栗をブランドしたものとのこと、「スーパーモンブラン」と比べると少し茶色かかっていて、洋酒の風味を強く効かせていました。

 

生クリームが少なく、マロンペーストが大半のモンブランは、栗好きにはたまらないもの。他のお店のなめらかで口当たりのよいクリーミーなマロンペーストを使ったモンブランよりも、SATSUKIの「モンブラン」の方が栗を食べている感が強く、栗を楽しみたい方にはお薦めと思いました。

 

 

モンブランのサイズを比べてみました。土台の大きさはあまり変わらないかなと思ったのですが、比べると大きさの違いは一目瞭然、3個分というのもわかりました。

(それぞれを見ているだけでは気が付きにくいのですが・・・)

 

 

マロンペーストの色合いの違いが比べるとよくわかります。洋栗が入ると茶色がこくなりますね。

 

お味は、「スーパーモンブラン」ですが、サイズは、普通の「モンブラン」の大きさくらいが適切、「スーパーモンブラン」はひとりで1個食べるのは最後まで美味しくいただけないので・・・デミサイズの「スーパーモンブラン」ができると有難いと思っています。

 

ただ、他店のモンブランを楽しむならば、普通の「モンブラン」がお薦め。美味しいものは適量で「もう少し食べたいな」と思う位で止めておくのがポイント!「モンブラン」サイズでも、充分栗を満喫できますよ。

 

来年もどうしようかと迷うのでしょうが、きっと食べてしまいそうな気がしてきました。毎年楽しみです。

 

 

結婚式の生花をいただいて帰りました。白いお花は、清楚できれいですね。一瞬にしてリビングが明るくなりました。

 

 

パティスリー SATSUKI
03-3221-7252
東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ東京 ロビィ階

 

パティスリー SATSUKIケーキ / 麹町駅永田町駅赤坂見附駅

昼総合点★★★★ 4.0