東京大学農学部のキャンパス内におもしろいレストランがあると聞き、休日に散歩方々出かけました。レストランの名前は「アブルボア」、見聞きしたことのない名前、「動物の水飲み場」という意味のフランス語とのこと。
東京大学キャンパスの一番奥、根津神社に近い側にあります。緑豊かな緑に囲まれた場所です。
「アブルボア」は、向ヶ岡ファカルティハウスの中にあります。ここには、レストランのほか、学内の方向けの宿泊施設、そして美容院が併設されています。
ランチメニューは洋食、和食の定食が数々、1000円弱の価格帯で学食としては少々高めです。
入り口には象の民芸品が飾られているなど、独特な雰囲気、「動物の水飲み場」という名前からもサファリをイメージします。
壁には壁画のような動物の絵柄があったりと、内装が個性的。
一番奥には、ジャングルの中にいる猿がデザインされています。
窓際の席が空き、案内されました。窓の外には緑があふれ、新緑のシーズンはとても気持ち良い風景が広がっています。
ランチタイムの定食メニューの中から、妻は、「日替わり9種盛り合わせサラダ付定食」(980円)、旦那は、「手羽元カレー」(980円)を注文しました。
最初のお茶は生姜が効いたジンジャーティ。少し辛いのですが、体が温まるような気がします。
新緑に癒されながらお茶を楽しんでいると、お料理が運ばれてきました。
日替わり9種盛り合わせサラダ付定食(980円)
名前の通り、9種類のおかずが盛り合された定食、スープとサラダ、玄米ごはんが付いています。
ブロッコリーのサラダ、スモークサーモン、ポテトサラダ、揚げ焼売、イカのフライ、鶏ごぼう巻、ひじきの煮付け、卵焼き、こんにゃくとたけのこ、ふきの煮付けの9品とサニーレタスのサラダとスープという内容。
野菜中心のメニュー、といっても、イカフライや焼売、鶏ごぼう巻などの肉・魚料理もありボリュームは充分、そして、作り置きではなく、その場で作っているのか、揚げ物などは温かく、妻の好みに合っていて美味しい。
ひとつひとつのお料理は少ないのですが、種類が多いと満足度が高く◎、玄米とともによく噛んで味わいながらいただきました。
阿波尾鶏の手羽元カレー(980円)
旦那は手羽元のカレーです。運ばれてきた瞬間にスパイスの良い香りがして、妻は「これの方がよかったかな」と思うほど美味しそうに見えました。
カレーのごはんも玄米。福神漬けとらっきょうの漬物が添えられています。
スープは妻の定食と同じもの。コンソメベースの出汁に野菜がはいっていました。
黒っぽく見えるのは炒め玉ねぎかなと思うもの、カレースープ部分は野菜の甘みが良く出ています。そして何よりも美味しいと思ったのは、手羽元がよく煮込まれていて、鶏肉が骨からほろほろっと崩れるくらいになっていたこと。骨付き肉を使った良さがよく出ていました。
玄米と野菜中心、厳選れた素材で作られたお料理、夫婦の好みによく合っていました。
アブルボア
03-5840-8901
東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部弥生キャンパス内
アブルボア 東京大学 (自然食 / 根津駅、東大前駅、千駄木駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0