中学時代の恩師を尋ねて同級生と長野県上田に行ってきました。上田のお土産にと、勧めらられたジャムを買って帰りました。

 

 

上田駅から歩いて1-2分、メインの通りに面したところに本店があります。重厚な建物だなと思ったら。国の有形文化財として登録されている建物とのこと。石造りの立派な建物です。

 

 

みすゞ飴の看板が出ていましたので、すぐにわかります。

 

 

店内はフローリングの床、年代物と思われるデスクやテーブルセット、ランプに飾られた絵画など高価なものが並ぶさまは、どこかの邸宅を尋ねたような雰囲気、お店には見えません。

 

 

本店では、水あめと寒天、果物を原材料とする乾燥ゼリー「みすゞ飴」の他、季節の果物を使った「四季のジャム」が販売されています。

 

休日の午後、みすゞ飴や四季のジャムを買うお客さんで賑わっていました。

 

 

こだわりの国産の果物で作られた「四季のジャム」は10種類以上もあります。

 

「国産果物にこだわるのは当たり前」「いかに最高の種類の果実を探し、最高の状態で製品にするか」という姿勢は、昔から変わらないと聞きました。

 

 

地元の方は、贈り物でよく使われているとのこと、贈答用のセットが数多く用意されていました。

 

店内には、試食用のゼリーやジャムがふんだんに用意されていて、店員さんが自然に勧めてくださいます。

 

試食させていただくと、どのジャムも果物の美味しさがしっかりと残っているジャムで、どのジャムにするか相当迷ってしまいましたが、さっぱりとしたジャムをひとつ、自宅用に買って帰りました。

 

 

ジャムの大きさは350g入りと850g入りの2種類。お値段がさほど変わりませんので、大きいサイズをのものにしました。

 

 

選んだのは「弓削瓢柑」(ゆげひょうかん)です。

 

 

瀬戸内海の瀬戸田(広島県尾道市)で収穫される柑橘で、昭和初期頃に、台湾より伝わった品種、名前は瀬戸内海の島のひとつである「弓削島」にちなんだもの言われています。

そして、レモンのような薄い黄色の果実で、形は、瓢箪(ひょうたん)のような細長い形であることから、「瓢柑」になったもの思います。

 

色合いが薄目の黄色(レモン色)というのは、実の色そのままが残ったもの、いただいてみると、レモンのような強い酸味はなく、さわやかなグレープフルーツような味わいでした。

 

 

同封された案内を見ると、果物の種類ごとに収穫時期に合わせて作られているとのこと、美味しい状態でジャムにしているのですね。

 

 

ジャムを購入した際、「みすゞ飴」に試食にと、いくつかを一緒に包んでくださいました。ジャム同様、果物の風味がそのまま感じられる味、長らく愛されているのには理由があるのですね。

 

大きな瓶入りのものを購入しましたが、あまりの美味しさに毎日ヨーグルトに入れていただいていたら、あっという間に食べてしまいました。こんなに早いペースでなくなったジャムは初めて、旦那も大変驚いていました。

 

ちょうど一瓶食べきったところで、「東京で売っていないのかなあ」「取り寄せしようか」と調べていると、上田市のふるさと納税のお礼の品に、「四季のジャム」があることがわかりました。早速、「ふるなび」経由で納税しました。

 

今はお礼の品がいつ届くか、楽しみにしているところ。到着したら、またブログで紹介します。