巣鴨に天然氷を使ったかき氷屋さんができたと知り、早速出かけました。「かき氷工房 雪菓」です。
巣鴨駅から歩いて数分、巣鴨で有名な「やくよけ地蔵尊 高岩寺」の近く、カレーうどんの古奈屋の数軒隣の路地裏にあります。
目印は、この大きないちご氷の看板。古奈屋を目指していけば簡単にたどりつけます。
日光の蔵元松月の天然氷を使ったかき氷がいただけるお店、6月にオープンしたばかりとのことで、お祝いの胡蝶蘭が飾られていました。
氷は、天然氷と、ミルク氷(練乳味の氷)の2種類があり、蜜は、いちご、抹茶、ブルーベリー、マンゴーのほか、安納芋や栗など、もったりとした蜜も用意されています。
なお、ミルク氷を選んだときは、100円引き。天然氷ではありませんが、ちょっとお得な感じがします。そのほか、トッピングとして、黒蜜は50円、練乳は無料で用意されています。
フルーツ好きの旦那は、いち早く天然氷で「マンゴー」(800円)に決めましたが、妻は、さっぱりしていると思われる「梨」、妻の大好きな「栗」(いずれも800円)と「安納芋」(700円)で迷い・・・結局、ミルク氷で「安納芋」を試すことにしました。
最初に、「マンゴー」が来ました。マンゴー蜜がたくさんかかっていて、器からこぼれてしまっています。
充分以上にマンゴーがかかっていて、うれしい。マンゴーは少し酸味があるもの、天然氷とあわせたので、かき氷の蜜としては、甘さが少し足りない感じ、天然氷ではなく、甘みのついたミルク氷とあわせるとちょうど良かったかもしれません。
氷は、綿のようでふんわり、蜜をかけても、ふんわりが残っていて美味しい。蜜が少しすっぱいとは言いながらも、マンゴー好きの旦那は、目を輝かせながら、完食していました。
続いて、ミルク氷の安納芋です。こちらも、たっぷりと蜜がかかっています。ミルク氷は、薄切りの層が重なるようにかかれていて、見た目しっとりですが、たべるとふわっとした不思議な食感のもの。
説明にあったとおり、全体に甘く、練乳が最初から均等に混ざっているようなお味です。
一方、安納芋は、芋そのものの甘みだけのようで、ほんのりとした甘み。氷とあわせるには甘みのインパクトが弱いくらい。ただ、ミルク氷との組み合わせは、バランスよく、ミルク氷を選んで正解でした。
妻は、芋栗好き。以前、ひみつ堂に栗のかき氷 があると知り、食べに出かけたのですが、もったり系の蜜はかき氷に合わないと、がっかりした記憶があり、安納芋も同じ憂き目にあうかと、ちょっと躊躇する気持ちがありました。
しかしながら、試してみて大当たり!これなら、甘みと芋と楽しめました。(次回は、こちらで栗をとすでに妻は計画中・・・)
ちなみに、安納芋のかき氷のお腹にも、安納芋の蜜、そして、練乳がかかった部分があり・・・甘みは充分すぎるくらい。
かき氷のサイズが大きかったのと、ミルク氷で甘かったのが相まって、妻は途中でノックダウン。結局、旦那に1/3くらい手伝ってもらいました。
割引はなくてもよいので、「天然氷とミルク氷の半々+安納芋」などというオーダーができたらいいのになあ、などと考えていました。
いまやひみつ堂は並ばないと食べられない有名店、敷居が随分高くなりましたが、こちらのお店は、まだ、行列にはなっていないのでハードルが低く、気軽に伺えます。
とにかく、氷が美味しいので、こちらも再訪間違いなしです。ごちそうさまでした。
雪菓 (セッカ)
03-5980-9891
東京都豊島区巣鴨3-37-6