ある冬の話
朝を共に迎えたら
毛布の中で手を握ろう
大丈夫って そう感じながら
ある冬の話
朝の街を歩いたら
川を見ながら絵を描こう
何も語らず 時を思いながら
これがいいでしょう
君の思う生活でしょう
そこに僕が入れば
全てが思い通りでしょう
君の匂いに包まれて
僕の匂いと被さって
誰も知ることのない生き方を
毎日の夜を記録しよう
ある冬の話
腹を満たし終えたなら
外で唄を書き上げよう
これからだって 肩を撫でながら
ある冬の話
豆を挽き終えたなら
手を握り愛を確かめよう
未来のためにと 額を合わせながら
がさついた壁に手を当てて
君の名前を呼び気付く
過去の思いや 今の希望
全てを知ったつもりなだけだった
君は何故 君は幸せか
溢れる人から選んだ目的は
ここで今見つめ合えるのは
その心に入れてくれたのは
ある冬の話
音を作り終えたなら
君を後ろから抱き締めよう
独りを感じ 寂しかったろう
それがいいでしょう
君の描く生き様でしょう
二人で見られる景色なら
きっと今より美しいでしょう