まだ僕の中では小さい君へ
いつまでも可愛い目をした君へ
左頬のほくろはまだあるのかな
無邪気な声で笑っているのかな
早く会って抱き締めたいよ
夜の歩道で自転車を押して歩いた
僕の思いに気付いている距離感が
やけに寂しく言葉が詰まった
誘いづらくさせたのは誰のせいか
君から発する匂いを全て嗅ぎたくて
変わりゆく表情を全て見ておきたくて
独り占めするための時間をくれたら
どれだけ愛しているかを知れるのに
手を繋ぐ前に困った顔をした君へ
顔を近づけると眉をひそめる君へ
僕の計画的な愛は許されるのかな
いつかは振り向いてくれるのかな
隣にいても良いのであれば
何年かに一度 夢に出た君に
何年かぶりにまた恋をする
こうしているうちに君は誰を思うだろう
独りの時間に同じ景色を見た記憶
肩が触れ合う喜び 手を繋ぐ恥じらい
どれも君は経験しただろうか
初めては誰に見せただろうか
その顔はいつも僕が見ていたい
まだ僕の中では綺麗な君へ
いつまでも疲れたふりをする君へ
右頬のえくぼはまだあるのかな
まだ下を向いて照れているのかな
早く会って抱き締めたいよ
手に触れて 真っ直ぐ目を見つめ
大きくなった君と今を話したい
昔の距離感とは違い 肩に手を置き
赤くなった君と交わってもいいのなら
今すぐにでも目を覚まし助けよう