ひと月に一度の愛

だからこそ燃え上がり 想い合える

もしも出番の一つ前なら

後一歩のところでつまずいてあげる

どれだけつまらなくても

私が良いならそれでいい


潔白を演じても もう無理だろう

風が私の味方をしようとも

始発で一人 帰らされるから

昼間のデートはしないのね

家中でないと話せないのね

ここで悔しがっても意味はないのよ


次に会うのはクリスマス

何ともない平日だと言って

それは気にしている証拠

幾度も顔を見つめ合うけれど

私以外でないと逝けないのでしょう

私以外では癒やされないでしょうけど


会いたいと言われたのは何年振りだろう

また そう言ったのも

名前を呼び合ったのはいつ振りだろう

また 微笑み合ったのも

昔の記憶を手繰り寄せ

浸り切って訪れるひと月後


あなたで良かった

ここで出会ったことも

知り合えたこともね

もっとずっと前に出会っていても

変わらず私で癒されるはず

その頃のあなたなら逝けたはず


茶化し合う訳でもなく

身体だけの会話でもなく

あなたとの時間を味わっている

奥底で求め合っていても

口では愛してると動いていても

互いに歯止めはきいている


ひと月に一度の愛

この想いはいつまで持つのだろう

もしも出番の一つ後なら

後一歩先のところで待っていてあげる

どれだけ癒されたとしても

私で最後ならそれでいい