あなたの声が好き
酒に焼けて汚いところがいいのよ
あなたの目が好き
少し垂れているけど真剣な気がするのよ
そんなに見ていないわよ
そうやって隙を見ているからでしょう
あなたの歯が好き
ちらりと見える銀歯が憎らしいのよ
あなたの眉が好き
たまに顰めるところがまたいいのよ
愛してくれてもいいのよ
それなりの覚悟があれば
それでも愛し通してくれるのであれば
あなたの笑い方が好き
大きく開けた口と 目のシワがいいの
あなたの話し方が好き
様子を伺うような 下から覗き込むような
私との思い出を語り歩いて欲しいの
私がいない時でもずっと
あなたの生き方が好き
言葉遣いから過去が見えるそんな気持ち
あなたの聞き方が好き
頷いたり笑ったり上手く回しちゃって
微笑んでくれてもいいのよ
目を合わせても 迷わせても
お願いされたら喜んで飛び込んでいくわ
あなたの髪型が好き
無造作に見えつつしっかりと決めている
あなたの名前が好き
男らしさもあり呼びやすく親しみやすい
言葉がつかえてもいいのよ
伝えたい事は分かっているから
あなたの身体が好き
そんな顔をしてちょっとだらしない
あなたの寝相が好き
全てを忘れさせてくれるようなそんな
初めての夜をちゃんと覚えているの
この夜だけは綺麗な思い出にさせて
ワインを飲んで毎年話し込もう
あなたのピアスが好き
ちょっと大人気ない 若さが見え隠れした
あなたのタトゥが好き
ちょっと嫌らしい 昔の思い出を語った
私の為に変わらなくてもいいのよ
あなたはそのままがいいの
あなたの行為が好き
あなたの煙草が好き
あなたの言葉が好き
あなたの足音が好き
でも匂いを嗅いだことがないと言ったら
嘘がバレてしまうよね
まだ夢から覚めたくないから
二人だけの内緒にさせてね