空っぽの部屋で見る朝陽
貴方といた事は皆知らないだろう
温もりが少しだけ残っているのに
励み 妬み そこにできたのは自由
その言葉は好きになれなかった
太陽が高く昇った頃
真っ白に染まる壁に頭をつけ
今までの素晴らしい日々を流した
思い返すことも無い暗さは何処へ
あの時は何処へ消えてしまったのか
夕陽が優しく包み込み暖かい色へ変わる
窓から入る夕食の匂いが
より一層孤独にさせる
待つ怖さと待たせる怖さは交差せず
一方通行になりやがては消える
陽が落ち少しだけ肌寒くなる頃
うたた寝から覚め部屋の暗さに驚く
いつの間にかという時期は終わり
温もりも消え記憶だけが残った
貴方といた事は皆知らないだろう
そして貴方がいない事もまた知らないだろう