思い出の道 欲望の街

あの頃の気持ち 自身の価値

僕が君でいっぱいになっても

君は僕でいっぱいにならないでしょう


圧からくる重り 徐々に開く隔たり

願望という欲しがり 終わりゆく式たり

僕が君をどれだけ想っても

君は群れの一部として誤魔化すでしょう


心地良い風が吹いたとしても

今の僕に響くはずがない

愛を告げる言葉を貰っても

疑いが先に勝ってしまう


真っ直ぐな眼差し 君に生きる証

もう戻れない歳 変えられない意志

僕が愛する君と過ごしても

物足りなさを感じてしまうのでしょう


涙の出ない悲しみ 気が付いた歪み

未来からの落ち込み 現実的な苦しみ

一人もがき焦り悩み尽くしても

側に居るのは外方を向いた君なだけ


咳が出た 痰を吐いた 街ゆく人が見た

満員電車で聴いた曲は

周りの知らない客と一線引いていた

僕でないとならないと そう誓った