新しい恋というものに

僕は気付いていたのだろうか

知らぬ間に始まる恋などあるのだろうか

疑問を感じてまで続けるものだろうか


あなたに似た人を街で探してしまうのは

あの人に目が似てるんだ

あの人に髪型が似てるんだ

後ろ姿に胸が熱くなり目で追ってしまう

これが恋 あなたはこんな僕でもいいのか


返事の確認を幾度もしてしまうのは

嫌なことを言ってしまっていないか

返事がしやすい内容だったか

通知音が鳴るたびに心が踊ってしまう

これが恋 あなたはこんな僕でもいいのか


初めての夜を覚えている

太ももに乗ったあなたの手

触れても良いと思われているのだと

映画を観ながら思ったのを覚えている


共に寝ることになり電気を消した

仰向けから徐々に顔合わせで横になり

少し照れた表情が露わとなる

雰囲気が白からピンク色へと変わった


あなた以外を示そうとしてしまうのは

あなたなしでも楽しんでいること

あなたがどう思うかを試していること

危険な嫉妬心を仰ごうとしてしまう

これが恋 あなたはこんな僕でもいいのか


夜は決まってあなたを想ってしまうのは

寂しさの表れだろうか

それとも夜の静けさからだろうか

どちらにせよあなたを求めてしまう

これが恋 あなたはこんな僕でもいいのか


整髪剤が残った髪に触れながら寝た

次は洗っておかないとねと言われ

次も共に寝てくれると思い上がり

手を握り合うまでで止めてしまった


待たされて 焦らされて

あなたへの想いが強くなるばかり

逆にやられてやしないか

大人の余裕に転がされてやいないか


街で本物のあなたを見かけてしまうと

喜びや嬉しさよりも先に

気まずさで手を振れないのだろう

そして身を隠してしまうのだろう

あなたはこんな僕でもいいのか


これが僕の恋だと知らされて