家族に憧れて 団欒に憧れて
揃うことに 並ぶことに
そして共にいることに
淋しさなんて比ではない
独りきりを笑ってごまかす日々も
今日で終わりを迎えるのだろうか
あなたのどこが良いのか
はっきりとは伝えられないが
これは寂しさからなのか
はっきりとは感じられないが
恋しくて泣き出してしまう夜
そんな日もあったと笑える日は
あと何十年も先なのだろう
朝の時間を共有し
家を出る挨拶の掛け合いが
多方で聞こえるこの環境でさえも
家庭に憧れて 食卓に憧れて
温もりに 明るさに 幸せに
そして共にいることに
眩しさなんて求めていない
誰もが羨むものでなくていい
今日が最期でも後悔はしないのだろう
あなたはなぜ私なのか
はっきりとは聞きたくないが
あなたも私と同じ理由なのか
はっきりとは言わせたくないが
もう一度 あの胸で泣いてしまおうか
こんな日のために今までひた隠しに
取っておいたのだろう
夕暮れの帰路を歩き
暖かい光が灯った家の前へ
漏れた声が聞こえるこの環境でさえも
憧れを捨て 未来を捨て
今例えこのまま立ち去ろうとも
誰も気にも留めないだろう
それでも心の奥底には
諦めきれないものがあるのだろう
それが何であれ 叶わないものであれ