眠れないほど想ったことはあるだろうか

目を瞑ってもそこに見えたんだ

現実と違うことを認めたくなくて

過去で一度会ったのか

未来でもう一度会うのか

それを急いで知る必要はない


明日まで引きずることはあっただろうか

苦しくもがけばもがくほど

自分が邪魔で仕方がなくなる

起きて日付が変わっていても

何かが重くのしかかっている

それを急いで捨てる意味はない


昔の自分とは何かが変わったのだろうか

好きも嫌いも 隙も虚勢も

今では何も満足できていない

自分はやれるのだと何度言い聞かせたか

途中で諦めることをいつ学んだのか

それを急いで止める義務はない


問い詰めても出ない答えはあるだろうか

いつまでも悩んでばかりで

あの時の行動力は何だったのか

心と体は離れて行くばかりで

自分自身が忘れ去られて行く

それを急いで追い掛ける義理はない


思い返すだけで荒れかえり

周りを見渡し 真ん中に立つ自分がいた

非難の目の中から輝く瞳を探す

そして自分を取り戻す

荒れ果てた光景を横目に

一人家路を歩く