あなたからのごめんなさいを

あまり喜べないのはなぜ

あんなに心待ちにしていたのに

会いたかった気持ちはどこへ


謝られてしまった後の

あの罪悪感はどこから

甘く幸せな恋はもう過去の話

愛せなくなったのは私のせいか


いつの間にか変わっていた

今になって気付いてももう遅い

意味もないあなたとの会話が

色々な人で消されていく


嫌になったのか 好きでないのか

意地を張っているのか

居心地が良いだけなのか

一度くらい教えてくれても良いじゃない


うまくいかないと嘆いても

動かなければ意味もない

後ろを歩くあなたの影が

頷いて見えたのは気のせいだろうか


歌って踊って騒ぎ疲れたあなた

うつ伏せに寝てしまうのが癖

上を向かせておやすみのキスを

うっすらと目を開けて微笑むのも癖か


絵心のないあなたが描く似顔絵

鉛筆で描いただけの白黒だったが

笑顔の私は優しい目をしていた

永遠の若さを手にしたようなそんな目を


映画みたいな恋話ではない

エスコートをする俳優にはなれない

演じなくても良い あなたであれば

駅のホームで話すだけ そのままで良い


お互いがお互いを思ってのこと

押さえ付けていることが分かっていた

落ち着きが早すぎたのだろう

大人になるには早すぎたのだろう


思い出はいくらでもある

音や声 感覚や感情

置いて行くには多すぎた

終わらせるにはちょうど良いが