君に何を求めているか分からないが
僕は思う あなたが苦手だと
そして僕から君を遠ざけた
君は思っただろう
あんなに愛し合っていたのに
あんなに楽しく過ごしていたのに
なぜだろう 気持ちは止められなかった
君を見たくなかったんだ
だから君の前から姿を消した
僕の前から君はいなくなった
時が経ち 快適な日々を過ごしていた
だがふとした時に君が現れるようになった
僕の記憶から君は消えなかった
君の強い想いが僕にしがみついていた
君のことを忘れようと必死になったが
逆に君をもっと思い出してしまっていた
君の想いが一枚上手だった
僕の気持ちを押し潰してやってきた
それからの日々は君でいっぱいだった
いつでも君を思い出していた
君は強く 僕の心に鮮明に生きていた
どうしようもなく君に会いたくなった
今更ながらも思う
君の優しさが欲しい
僕には君が必要なんだ
なぜだろう 別れて何年も経つのに
自分が嫌になるほど君を欲している
君を拒絶したのは僕なのに
ある日 街角で君を見た
昔と変わらない様子だったが
どこかが少し変わっていた
久しぶりに見る君 会いたかった君
君に駆け寄ろうとしたその時
僕の前に大きな影ができた
君が見えなくなった
僕より先に影が君に駆け寄った
君が嬉しそうに微笑んだ
僕の手だけを握っていたその手で
僕がよく思い出したその笑顔で
僕があげた服ではない見慣れない服で
影と共に行ってしまった
僕の前から君はいなくなった
こんな自分勝手な僕なんか
僕より先に君は忘れていたのだろう
君を失った悔しさや悲しみ
今は全身で感じている
君を好きだったということが
痛いほど思い知らされた
君は僕からこんな仕打ちをされていたのか
今になって知る君の想い
勝手な僕を許してほしい
君の感じたこの喪失感を胸に
君のいない日々をまた過ごしていく