50年前の私と出会った

こう考えているがお前はどうかと

今の私に問いかけた

気持ちはそのまま 今と昔は同じであった

離れて暮らして何年も経つ

たまに娘が妻に会っているだとか

気持ちは安まるはずがなかった

進む速さは同じだが

共に歩く人は全く違っていた


100年後の私と出会った

こう考えているがお前はどうかと

今の私に問いかけた

気持ちはそのまま 今と未来は同じであった

誓いを立てず 一人で生きていく

そう決めたのだと前を見据えていた

今の私にはなぜか響かなかった

進む速さも違えば

共に歩いている人も違っていた


今の私が私に望むこと

それはあなたを愛すること

ただそれだけのために

何度も足を運んでは確かめている


こんな私に今があり過去がある

そして未来でさえ待っている

私が私である意味は

今の私にしか答えられないだろう


100年前の私と出会った

そしてこう言った

200年後の私と出会った

そしてまたもやこう言った

伝えたいことは同じ

今の私も 昨日の私に 明日の私に

そう伝えているだろう


変わらないものがあった

私の気持ちのまま ただ時が過ぎた

たったそれだけのことだった