なんとなく見返した写真たちに

あなたとの思い出があった

あの頃の記憶が一気によみがえる

あんなにも濃くて鮮やかで

人生を日々を共に過ごしておきながら

今ではどこで何をしているのかさえ

ただの他人になってしまった


僕にしか見せない顔が

僕にしか分からないあなたが

こんなに近くで側で知っていたのに

あの時のあなたしか見ていない

今は何を誰と過ごしているのだろう


あなたの気持ちが綴られた文字

ごめんとしか言わなかった僕

玄関に置かれた僕の荷物に

ずっと部屋に飾っていたかったからって

まだ一度も開けられていない贈り物が

水族館で撮ってもらった写真が

お揃いの猫のマグカップが


話し合いもせずに飛び出して

今ではもう写真でしかあなたを知らない

こんなに笑顔でいっぱいで

たくさんの人と関わって

それなのに.. それなのにね


あなたを知る前と後

何が変わったのだろう

あなたと過ごした人生の一部は

僕にとってあって良かったことだよね

あなたにとってはどうだろう

無駄にしてしまったのかもしれない

そんな事を聞かれたこともあった

こちらこそ 無駄なんかない

ありがとうだよってそう答えればよかった