毛布にくるまり身体を丸める
外はもう寒い
暖房が動き始める季節
そして暗くなると
街並みが華やかになる季節
でもあなたといるから平気なの
寒さの中の温もり
あなたを布団に一人置いて
外で煙草を吸って戻ると
足が冷たいねってあなたが一言
体の暖かさは変わらないからって
向き合っておでこを合わせる
でも あなたもこの季節も嫌いだ
この季節に突然やってきて
次の季節には消えていなくなるもの
あなたを抱けるのは今だけ
あなたと出会って悟ったこと
でも今を楽しむの そう決めたから
実らない恋などない なんて
誰の言葉でもない
あるものはあるのが事実
あなたがどこを見ていても
僕だけを見てくれていても
何も思うことはない
信用など端からしていないから
どうせいなくなるのでしょう
僕の前から消え去るのでしょう
僕も僕で今を生きているから
早く脱いで僕のところへおいで
ずっと温もりを感じながら寝よう
そしてあらわになったもので一つになろう
あなたを感じたい あなたで感じたい
目を閉じてあなたの呼吸を聞く
あなたのタイミングで息をする
一緒にいることを直に感じるから
あと数時間で起きないと
あなたといる時とは別の自分を演じないと
あなたがずっと側に居てくれたらいいのに
紺色の服がよく似合っているね
笑うと目尻が下がるんだね
髭は今生やしている途中なんだね
話す時の声は低いんだね
その髪型が一番似合っているよ
あなたと成長していけたらいいのに
なんて思ってしまうんだ
手を繋いで寝よう
そうしたら離れていかない気がして
どこかへ消えてしまわないような気がして
後ろから抱かせて
あなたを見ないように
見て泣いてしまわないように