あなたを追ってここまで来たのに
あなたは誰を見ているの?
綺麗な嘘で固めないでよ
優しさなんて今はいらないから
あなたの為だけに来たの
見ている先が違うなら
私はどこで何をすれば良いの
あなたがいないとからっぽなの
その太い腕で掴んでよ
その鋭い目つきで睨んでよ
嫌味を言いながらも抱き締めてよ
もうあなたに全て委ねているから
誤魔化すのが下手なのね
嫌ならそうと言ってくれれば楽なのに
判断を私に委ねられても
応えはもう決まっているのよ
曖昧な関係を好むのね
でもあなたの曖昧は困るのよ
その前の状態で悩ませないで
会っても後悔しかしないから
その下手なはにかみ笑顔で微笑んでよ
その自分よがりな腰使いで攻めてきてよ
痛みつけて私を怒らせてよ
もうあなたに全て委ねているから
薬指の浅黒い跡や 手首の模様
聞いても応えてくれないのはなぜ?
あなたの過去は全く知らないけれど
あなたの現在は全て知っているの
おやすみと言って背を向けないでよ
腕を横に伸ばして寝るのは癖なの?
私が隣にいるからと思ってもいいの?
誰にでも腕を貸しているなら文句は言えない
あなたに触れたくないと思っても
触れてしまっているのが現実
後悔するのにまた会いたくなるのは
あなたを想いすぎているからよね
その蓄えたお腹を撫でさせてよ
その硬い唇で口を塞いでよ
ぼこぼこに腫れた手のひらで触れてよ
もうあなたに全て委ねているから