物語のように話しても

それは遠い昔のことでしょう

言葉なんて単純なものよ

言いたくないことだって伝わるから


身体が弱っていくことに

寂しさが込み上がるでしょう

暗い部屋で布団に包まっても

安心はできないものよね


音がない音が聞こえる

誰もが聞いたことがあるでしょう

聞きたくなくても聞こえてしまう

それが独りというものよ


見上げた空も 数えた星も

全てが妄想に変わってしまうの

もし次に何が起こるか分かったら

未来をどう変えていけばいいの


蛍光灯に照らされる食器

いつも通りの光景でしょう

新しいグラスを貰ったら

あなただったらどこに置くの


ここにいたくても

いさせてくれない恐怖は

自分を受け入れてくれないという

最大の居心地の悪さを意味するの


学生ではないのだから

人付き合いはもう学んだでしょう

今は学んだことを活かす時

自分を出さずにどう生きろというの