懐かしいあの場所へと向かう

窓を横切る無数の木々を横目に

気がつくと高鳴る鼓動を感じていた

見ず知らずの人をかき分け

先へ先へと向かって行く

思えば遠くへ来たものだ

決意を胸に家を飛び出したあの頃

この街へ再び舞い戻って来た


あの頃の自分と比べて今はどうなのか

何か変わったことはあっただろうか

著しく変わったこの風景には到底かなわない

何年もの間 僕は何をしていたのだろう

ここにいても変わらなかったのではないか

そう考えてしまうのが故郷

同時にあの頃の自分と出会えるのが故郷

だからこそ懐かしい だからここが好きである

ただいま あの頃の自分

少しは変わったであろう自分


次はいつ会えるかな