暗い廊下 静まり返った広間

アンティーク調のカーペットを歩き

電話のあるエレベーターへと向かう

気が付くとドアが開き猫が歓迎をしに

ドアが並ぶ廊下は奥に行くほど暗くなり

近付いてはいけない空気が流れていた


音楽で満たされたレストルーム

ポスターが飾られた一部屋

ここだけがやけに明るい

丸いテーブルに四つの椅子

映像で囲まれた一区画に植物が

生活感の見えない不思議な空間があちこちに

座る場所に戸惑い辺りを見渡す

そこであなたと目が合った

そして抱き合った


知らないものを見る勇気

見てから知る興味深さ

人の一生とはどのようなものか

未知らずの土地で追求する

悲しみの方が多いのだろうか

それとも後悔? いやそれとも欲?

どちらにしろ少し汚い人生であろう

あなたとキスをした


外の空気を感じ 明日の予定を立てた

頭が少し痛いのは気のせいだろうか

それでも登って それでも歌って

いつしかここに住まうのではとも思った

早くも遅くもない

直感に身を委ねてみるのも良い

あなたである意味は何だろう

あなたと出会えた訳は何だろう

あなたとセックスをした

そしてあなたと共に眠りについた