あなたを待っている

いつ来るのか いつ戻って来るのか

あなたがここを去って

どれくらいの月日が経っただろう

存在も温もりもまだここにあるのに

あなただけがいない

本当に待っているの?


暗闇の中の光

その両端には私とあなた

二人だけ

寄り添うこともなく

泣き合うわけでもなく

ただ二人は歩く


海から見る地平線

下を見ると砂にも形があることが分かる

一定のリズムで弾く波

山が島が動いたように見えた

夜になると小屋の屋根に登って星を見る

下はウッドデッキのオープンテラス

ちょっとしたキッチンがそこにあった

ウクレレの音を聞き

磯の匂いとパスタで乾杯

耳を澄ますとはっきりと波の音がした


そうだ あなたとここに来た

この場所に来た

やっと辿り着いたんだ

どこかもわからなかったこの場所に

確かにあの時ここで地平線を見た

砂を見た 山を島を星を見た

あなたと二人 乾杯をした

一気によみがえるあなたとの記憶

あなたに会いたい

ただそれだけを感じた


あなたを待っている

いつ来るのか いつ戻って来るのか

あなたがここを去って

どれくらいの月日が経っただろう

存在も温もりもまだここにあるのに

あなただけがいない

本当にあなたはいるの?