ねぇ そうやって見てきたの?
私を今までずっと
ねぇ こうやって過ごしていくの?
私とこれからずっと
目の前にいる私を通り過ぎ
あの子のことを思っていたの?
食べている時も寝ている時も
側にいたのはあの子だったの?
悔しくなんてない
負けたくない訳じゃない
ただこうして過ごした時間が
あまりにも滑稽すぎて
知らぬ間に顔も知らないあの子の
踏み台になっていたなんて
想像もつかないよね
ねぇ そうやっていなくなるの?
私の前からすぐに
ねぇ こうやって消えていくの?
私の大事な記憶と時間
馬鹿にしないでよって
今更言ってもしょうがない
そんなものだったと
手を引くしか道はなかったもの
だからこれでいいの
こうして経験していくもの
そう信じて また明日を迎えるんだ