生きる強さ

生きる儚さ

どちらも授かった私でいたい

孤島で一人

我が道を行く

そんな自由な私でいたい


お金はなくても

それでもいいと思える

馴染みの友と

昔話で盛り上がり

皆で床につく

古い写真には

もう会えない友

思い出が尽きない


生きる実感

生きた証

そんなものはいらない

ただ毎日が流れていくのを

気にすることもなく過ごす

馴染みの店に立ち寄り

珈琲を一杯

その匂いと共に

懐かしの顔が揃っていく

何をする訳でもなく

ただ毎日を共に生きる


しけた煙草に火をつけて

今までの暮らしに決着をつける

さよなら過去よ

忌まわしき過去よ

もう残りは少ない

会えない友との

再開の日が近付く


草木の揺れる音

海をなでる音

空を切る音

愛する人に見てもらえるようにと

夢中で駆け回る

少しの照れ隠し

格好はつけさせてもらう

やっと会えたと涙を浮かべた


最期は一人

誰にも分からない

誰にも見られない場所で

ひっそりと

またささやかに

眠りにつきたい