窓を開ける

夜の匂いがプンとする

1年前もその1年前も

同じ事を思ったのだろう

暖かい布団越しに

夜の涼しさを感じる

遠く微かに音が聞こえる

僕1人じゃないことの裏付け

今こうして生きている僕は

なんてちっぽけなんだろうと

身に染みて思う

時計の針

流れる雲

時は止まってくれない

過去と今と未来とでは

格段に今という時は短い

今を考えた瞬間から

それは過去のこととなる

僕の肩に風が刺さる

冷たさで目が覚め

暖かさに汗をかく

なんて素晴らしい日々なんだ

なんて幸せな暮らしなんだ

そう思って生きていくのも

悪くはない