いつものこと
同じ事を繰り返す
後悔なんてもうしない
もうできない
する間もなく
また繰り返される
瞼を閉じると
あなたではないあなたが
背を向け何かをしている
声をかけようとした時
涙が流れたのを感じた
こうして一つ
また一つと失っていく
手の届くところにいるのに
あなたに一歩近づけない
手を差し伸べたくても
厚い壁が 深い溝が
わたしたちを遮る
乗り越えようと必死になって
周りが見えなくなるほど
もがき苦しむ
手を差し伸べられて
ようやく気づく
いつもと変わらないことを
繰り返してしまっていたことを
あなたはいつも通り
遠くに後ろ姿だけを見せ
わたしを置いていく
拳を握りしめ
暗い夜道を一人歩く
帰ろう
もう帰ろう
疲れ果てた身体に
消えかけている中身
何がしたいのか
何をしたいのか
もうわからなくなって
またすぐに目を閉じる
永遠に目覚めないのではと
思いながらも目を閉じる
目を開けた時にはもう
いつもと変わらないことを
願いながらも