もしかしたらって

思ってしまう自分

それはただの勘違い

そんなことはないって

受け入れたくない自分

それは可哀想なこと

あなたがもし

振り向いたとしても

それはただの勘違い

思い過ごした分だけ

心に穴が開く

あなたは今何を思っているの

あなたは今誰の隣にいるの

わたしの中であなたは

毎晩優しい寝顔を見せているのに

からっぽの布団

あなたの形のまま残ってる

ただいまの一言も

おかえりの一声も

言わず聞かずの日々

こんなに夜が寂しいとは

朝が寒いとは

冷え切ったコーヒーとわたし

トーストの匂いと鳥の鳴き声

日が照った公園と子供

徐々に付き出す灯りと影

内と外がはっきりとした音

やがて静まり返る道

そこにあなたはいなかった

いたはずのあなたは今

他の誰かを考え生きている

わたしではない誰かを

今日という日々

繰り返される毎日

朝になり

昼を迎え

夜があける

一度でもいい

あなたがわたしを思うこと

それだけでも幸せ

明日を過ごせていける