待ちぼうけ

いくら待っても

あなたが来ない

時間だけが過ぎて

あなたとの時間が

みるみる消えていく

わたしは一人

寂しいなんて思われたくない

あなたが来るのを今も待つ

周りの席が

二人から三人と増える中

わたしの席は広いまま

一人では広すぎる席

あなたと二人で丁度良い広さ

外は暗く窓が曇ってきた

隙間から覗くと

せわしげに人が歩いていく

外では一人でも

なにも怖くないのに

中での一人は

これほどになく怖い

早く迎えにきてよ

早く笑顔を見せてよ

わたしを一人にしないで



わかってる

あなたが来ないことなんか

最初からわかってる

あなたが今

他の人と歩いてることも

あなたが今

わたしのことなんて忘れてることも

悔しくて

寂しくて

待ってる恋なんて

叶わないことも

最初からわかってる

だけどあなたに見て欲しくて

認めてもらいたくて

嫌われたくなくて

わたしはここにいる

こんなに愛おしいのは

こんなに寂しいのは

なぜ

わたしを置いていかないで