あなたに会いたくて

声が聞きたくて

遠く離れた距離

会いに行きたくても

すぐには行けない

あなたと同じ煙草

あなたも同じこの時間に

同じ煙草で夜を過ごしているのか

あなたは仕事で

この街を離れた

喧嘩のような

曖昧な関係で離れていった

あなたに会いたい

声が聞きたい

布団にくるまり

寂しい夜を過ごす

電話をしたくても

手が動かず

あなたとの距離は遠いまま

あなたも同じこの時間に

電話をしたいと思うのか


外は雪

あなたの嫌いな雪

あの時ベットで二人

会話した記憶

あなたの過去

あなたの未来

背負っていける勇気がなくて

ただひたすらに

気持ちを抑えていた

あなたを取り戻したい

離れて気付く想い

あなたへの愛


重い手を動かして

あなたへ

あなたの元へ掛ける

すぐには返ってこない

ひたすら待つと

久しぶりに聞くあなたの声がした

思わず外へ出てしまう

相変わらずの雪

雪嫌いだったよね

そんなことしか話せない

何を話せばいいのか分からなくて

会っていた頃と同じような

勇気のない声しか出ない

あなたに会いたい

気持ちを押し殺す

あなたの側にいたい

心の声が出ない


おい

側で聞こえた声

振り返るとあなた

呆然と立ち尽くす

涙がこらえられなくなって

景色や顔 光が歪んでいく

なんで

なんでここにいるの

なんで会いにきたの

あなたが近づいて

涙で濡れた顔に冷たい手が触れる

あなたが側にいる

あなたの声がする

あなたがここにいる

あなたに会えた


ごめん

あなたが言うことじゃない

抱きしめ合って

顔を見つめあって

あなたを感じる

あなたとの再会

嫌いな雪が好きになったと

苦笑いしながら話す

あなたに会えて良かった

あなたとこれから二人

共に生きるパートナーとして

明日から生きていく